へ?あ……いや…………ちょ、ちょっと待ったーーー!



ドンッ



あ、アンタねぇ……ちょっとがっつきすぎよ!いくら付き合ってるとはいえ、その初日に奪われるほど乙女の唇は安くないの!それぐらいわかりなさいよっ!ほんとデリカシーないんだからっ!!

……別にそんな焦らなくたっていいじゃない。私たちはこれから、ずっとずっと、ず~~~っと一緒なんだから。唇へのキスだって……も、もっと先だって…………だ、だからそんながっつかないで!変態なのは知ってるけど、少しは紳士的な態度を心掛けなさいよねっ!!



ったく……ほら、屈んで。ん、そのまま…………










チュッ










ぷはっ……今はこれで満足してなさい。スーパーアイドル伊織ちゃんのほっぺへのちゅー…………もう嬉しすぎて涙が出ちゃうでしょ?

……い、いや。いいわよ。お返しなんか。これ以上アンタに好きにさせたら、どこにキスされるかわかったもんじゃないし…………も、もうっ!仕方ないわねー!それじゃ一回だけチャンスを…………ん?





亜美「うおーっ!兄ちゃん、これはいくっきゃないっしょ!!"するな"は"しろ"だよっ!もうぶちゅーって!ぶちゅーって!!」

真美「うわぁ……すごっ…………なんかめちゃ大人な雰囲気じゃん。むぅ……いおりんめ、ロリカルテットから一抜けしようとしても、そうはいかないっしょー!……ほ、ほんとにぶちゅーってするのかな?」

あずさ「わ、私もそういう経験ないから、あんまり詳しくは……でも伊織ちゃん、すっごく幸せそう。ふふっ、やっぱり伊織ちゃんの運命の人はプロデューサーさんだったのね。素敵だわぁ♪」

律子「ちょっと、皆うるさいっ!今いいところなんだからっ!さぁ、プロデューサー殿……ここは男を見せなくちゃ面白くな……カッコ悪いですよ?ちゃんと伊織をリードしてあげなくちゃ、二人の仲を認めるわけには……って、亜美!?前でそんなに動いたら危な」






ドンガラガッシャーン





な……ななな……なぁっ!!?



【……ただいま戻りました。】
Aランクアップ18