久しぶりの『伊織ちゃんメモ♪』特別企画!今回は雪歩の誕生日へのお祝いコメントを返信していくわよ!
雪歩「い、伊織ちゃん伊織ちゃん。ちょっといいかな…………」
ん、いきなり何よ。
雪歩「その……ムリしなくてもいいよ?ほら、私の誕生日なんて去年の話だし、それよりも今年誕生日を迎えた皆の方を優先してあげてほしいっていうか……ふみゅっ!?」
だーかーらー、アンタはそういう自己犠牲みたいな真似をやめなさいっての。おめでとうには、ありがとうの気持ちだけで十分なの。おわかり?
雪歩「む~~~!む~~~~~っ!!」ジタバタ
あ、そっか。ほっぺを引っ張ったままじゃ喋れないわね。それじゃあ……ほいっ!
パッ
雪歩「ふぇっ!うぅ……酷いよぉ、伊織ちゃん…………」グスッ
ほらほら、せっかくの誕生日企画なんだから涙は似合わないわよ?もっと笑顔でいかなくちゃ!
雪歩「な、なんだか腑に落ちない気もするけど……うん、そうだよね。せっかく皆がお祝いしてくれるんだから、もっと明るく元気にいかなくちゃ!プロデューサー、今日は楽しみにしてますね?えへへっ♪」
うん、いい笑顔だわ!それじゃ記念すべき一発目、張り切っていってみよー!!
雪歩「うんっ!」
【もう雪歩の誕生日、そしてクリスマスだが、今の段階で美希の誕生日が消化されていない。これ、年明けに美希の誕生日か、下手したら千早の誕生日付近にようやく雪歩の誕生日を消化できるレベルのペースじゃね?大丈夫なんですかね?律子を呼んでしごいてもらうか。もしもし、律子?伊織がやる気出ないからしごいて欲しいとのことだ】
クシャクシャクシャ……ポイッ
それじゃ記念すべき一発目、張り切っていってみよー!
雪歩「伊織ちゃん、ちょっと待って。」
……なによ。
雪歩「え、だって今……なんかくしゃくしゃって…………それに露骨に編集点も作ってたような…………」
えー、なんのことかしら。伊織ちゃん、わっかんなーい☆
あ、それとぉ……律子、まだ現場から帰ってきてないわよね?ね?
雪歩「た、多分…………」
オーケーオーケー!それだけ確認取れたら十分だわ!……こほん。
それじゃ記念すべき一発目、張り切っていってみよー!
雪歩「う、うん!」
【雪歩の誕生日、それとクリスマス。雪歩は何が欲しい?当然、誕生日とクリスマスは別へに祝うぞ。欲しい物でなくても、して欲しいことでも良いぞ。
愛しい雪歩のためだ、何だってするぞ。命も捧げるぞ。】
雪歩「うぇぇっ!?ちょ、プロデューサー!そんなに命を粗末にしないでください~っ!!」
あら、一発目から情熱的なメッセージね!一発目から!一発目からっ!!
雪歩「伊織ちゃんも強調しすぎてわざとらしいよ!?と、とにかく!私はプロデューサーに生きてほしいですっ。何だってしてくれるなら、ちゃんと元気に長生きしてくださいね?約束破ったら、私怒っちゃいますから!」
あら、大変。コイツって怒るとしつこくて長いのよー?ちゃーんと約束、守ってやりなさいよね♪
雪歩「はぁ、いきなりビックリしたぁ……次は平和なメッセージならいいなぁ。えいっ!」
【雪歩と柚子湯に浸かりたい人生だった……】
雪歩「ひっ……む、むりむりむりぃ!ムリですぅ!!男の人と一緒にお風呂だなんて……私、そのまま茹でダコになって死んじゃいますよぉ!!」
うーん……私思うんだけど、アンタのそういう素直な反応がこの変態を喜ばせてるんじゃないかしら。もっとこう、こんな変態は柚子と一緒に沈めちゃえー!とか…………
雪歩「私、さっきプロデューサーに長生きしてほしいって言ったばっかりだよ!?というか、プロデューサーもプロデューサーですよぉ!柚子湯でぽかぽか暖まりたいのはわかりますけど、彼女さんの前でそういう冗談はよくないと思いますぅ!!」
あ、気にしなくて平気よ。後でまとめてオシオキするつもりだから、そのまま続けてちょうだい。
ところで雪歩、これっぽっちも他意はないんだけど、たとえば人が一人埋まるぐらいの穴の深さってどれぐらい?
雪歩「うーん、多分ねぇ……って、だから発言が物騒だってばぁ!」
雪歩「うぅ……なんか今日の伊織ちゃんの代わりに、私がツッコミに回ってるような…………と、とりあえず次のメッセージにいきますぅ!」
【雪歩殿、お誕生日おめでとうございます。という訳で、このホワイトサファイアのブローチをあげよう。これからの一年が、あなたにとって良いものでありますように。
思えば雪歩に一目ぼれしてアイマス始めたんだよなぁ…月日は早いなぁ】
雪歩「わ……え、ぷ、プロデューサー!?私、こんな高価なもの受け取れません!私なんかに分不相応すぎるっていうか、私なんかその辺の川原に転がってる石ころみたいな存在で…………」
はい、ストップ!ゆーきほっ。今日はそういうネガティブは禁止よ。コイツだってアンタのことを考えながらこのプレゼントを選んだわけだし、そういう発言は失礼なんじゃない?
雪歩「うっ……で、でもぉ…………」
はぁ……じゃあアンタ、これ嬉しくないの?
雪歩「それは、その……す、すっごく嬉しいけど…………こんな綺麗なブローチ、初めて貰ったし…………」
だったら、お返しの言葉が違うんじゃない?ほら、もう一回やり直しっ!
雪歩「……プロデューサー、その……あ、ありがとうございますぅ!このブローチ、この企画が終わったら速やかに萩原家の家宝にさせていただきますぅ!そ、そうだ……!どうせなら萩原の家紋もこのホワイトサファイアを取り入れたものに変えて…………」
す、ストップストップ!アンタ、行動が0か100かしかないわけ!?バカな発想を続けてないで、さっさと次にいくわよ!
【雪歩ってお茶が好きだっけ?ならば俺の地元の特選八女茶をあげよう。京都やら静岡やらと比べると知名度は低いけどうまいぞ
それはそれとして、雪歩って男性が苦手だけど、それさえも乗り越えるような恋をしたら結構相手に執着しそうよね。あ、個人の感想です、傷つけたらごめんなさい。】
雪歩「わぁ……良いお茶っぱ…………!ありがとうございます!私、早速煎れてきますね!?」
トテテテテテテテテッ
あ、ちょっと雪歩!……主役に煎れさせるってどうかと思うけど、まぁアイツの趣味みたいなもんだしね。お言葉に甘えちゃおうかしら。
雪歩「お待たせー!ちょうど羊羮があったから、お茶請けに持ってきましたぁ♪」
あら、それは名案ね!それじゃプロデューサー、いただきまーすっ♪
ズズーッ
はぁ……これ、美味しいわね。なんていうか、こう……味に奥行きがあるっていうのかしら。
雪歩「うん、八女茶は甘くて旨味が深いのが特徴なんだぁ……♪あとこの鮮やかな緑色が本当にキレイで…………はぁ、落ち着くぅ……♪」
ふふっ、アンタって本当にお茶が大好きよねぇ……あ、この羊羮おいしっ♪
雪歩「えへへ。それ、私の行きつけの和菓子屋さんの羊羮なんだぁ。今度伊織ちゃんにも紹介するね?ずずずっ…………はぁっ……♪」
ん、ありがとっ……ところでさ。
雪歩「はぁ……なぁに?」
アンタの恋愛観については、プロデューサーの言ったとおりなわけ?
雪歩「ん゛んっ!?ごほっ!げほっ!……ごほっ!!」
ちょ、ちょっと。大丈夫?
雪歩「だ、大丈夫……げほっ……変なところに入っただけ…………そ、そのぉ……ごほっ……そういうお話は、私にはまだ早いかなぁって…………」
えー、でもアンタ前に熱っぽく語ってたんでしょ?恋っていうのは楽しいだけじゃなくて、独占欲とかちょっぴり後ろめたい気持ちとかがない交ぜになって、だからこそ掛け替えのない
雪歩「伊織ちゃんストップ!ストップぅぅぅ!!」はぁ?なによ、いきなりうるさいわね。
雪歩「そりゃうるさくもなるよぉ!それ、誰に聞いたの!?」
いや、普通に春香と真と響から…………
雪歩「あぅぅっ!み、皆ぁ……!」
ま、いいじゃないの。アンタだって恋愛系の曲を歌うこと多いんだし、さっきの解釈も素敵だと思うわよ?
……私もつい共感しちゃったし。雪歩「はっ!?そ、そうだよ!伊織ちゃん!伊織ちゃんの恋愛観はどうなの!?彼氏さんがいるの伊織ちゃんだけなんだから、そっちを先に教えてよっ!!」
は、はぁ!?なんで私が……聞かれてるのアンタでしょ!?
雪歩「私は今日の主役だもん!だから伊織ちゃん、はいどうぞっ!!」
きーーーっ!こういうときばっかり特権濫用してんじゃないわよ!アンタ、やっぱりプロデューサーの言うとおりね!!いざその気になったら、結構ガンガン行くタイプよ!!間違いないわっ!!
雪歩「そ、そそそ、そんなことないよぉ!!」
ギャーギャーギャー
ぜぇ……ぜぇ…………つ、次……次にいきましょうか…………ずずっ…………
雪歩「はぁ……はぁ…………う、うん……その方がいいと思う…………プロデューサー、素敵なお茶をありがとうございましたぁ…………ずずっ…………」
それじゃ次のメッセージ……えいっ!