2022年も元気に『伊織ちゃんメモ♪』特別企画!記念すべき一発目は、貴音の誕生日へのお祝いコメントを返信していくわ!
貴音「ご機嫌麗しゅう。只今ご紹介に預かりました四条貴音です。今年もとっぷばったぁという大役を務めさせていただくこと、真に喜ばしく感じておりますが…………」
が?
貴音「……ところで伊織、最近は随分と暑くなって参りましたね。」
ん、まぁもう8月だもの。あーあ、日本の夏はじっとりしてるから嫌なのよねー。ニースのカラッとした気候が恋しいわ。
貴音「おや、私は好きですよ?日の沈む頃、ひぐらしの声を聞きながらの夕涼み……風情を感じるではありませんか。それに打ち水をした後に、風鈴の音の下に味わう水瓜(すいか)の美味ときたら…………ふふっ♪」
ったく、アンタってほーんと食いしん坊ねぇ!ま、確かにそれぐらいは認めてやってもいいかもしれないわ。
貴音「うふふ……つまり私の言いたいことはふたつあるのです。ひとつは季節は肌で感じることが肝要であるということ……四季折々の様々な気候は、日々移ろいゆく芸能界のとれんどに似ているとは思いませんか?」
んー、なるほどねぇ……そう言われてみると、この連日の暑さも悪くない気がしてきたわ。スイカも夏野菜もどんどん美味しくなる季節だしっ♪
貴音「ふふっ、そうでしょう?そしてふたつめなのですが…………」
貴音「伊織、もう今年も半分を残しておりませんが……私がとっぷばったぁということは」
あ、そろそろ最初のメッセージを読み上げなくちゃ!タイムイズマネーって言うし、ムダ話はこれぐらいにしておかないとねー!!
それじゃ2022年最初のお祝いメッセージ、張り切って読み上げちゃいまーすっ♡
【そろそろ貴音の誕生日だな。とりあえず、好きなものを好きなだけ食べて良いぞ。支払いは水瀬が持つから】
あーら、このメッセージ……三日もフライングしてるじゃなーい!でも、決して責めたりなんかしないわ!
だってそこにお祝いしようっていう気持ちがある限り、フライングとか遅れてるとかそんなくだらないことは全く少しもちっともぜ~んぜん関係ないんだものっ!!
貴音「な、なにやらひしひしと感じる面妖な圧は置いておきまして……さて伊織、このメッセージは真でしょうか。」
んー、実はぶっちゃけ初耳なんだけど……せっかくの誕生日企画だしね。ここはどーんっとセレブらしいところを見せちゃおうかしら。
貴音「……いえ、やはり遠慮しておきます。いかに祝いの席とはいえ、そのような施しを受けることは四条の教えに反しますので。」
えー、お固いわねぇ……そんなの気にしなくたっていいのに。
貴音「それに私自身も、伊織とは対等な関係でいたいのです。友として、そして好敵手として……いつぞや961プロで取った不覚、まだ返しておりませぬゆえ。」ニコッ
……あいにくだけど、セレブな伊織ちゃんは貸すときはあげるつもりで貸してるの。なんなら今度、もうひとつふたつ貸してあげましょうか?にひひっ♪
シーーーーーン
貴音「……ふふっ……ふふふふふっ♪さすがは伊織。それでこそ私の友であり好敵手であり……大切な仲間というものです。」
ったく、アンタも大概良い性格してるわ……ほら、プロデューサー。そんなガタガタ震えてんじゃないわよ。みっともないわねぇ。
貴音「さて、今度のおふに伊織とらぁめん店巡りの予定が入ったところで……そろそろ次に参りましょうか。」
でちょ!?ちょっと!勝手に変な予定を組まないで!!
【貴音の方が背が高い事もあるけど、貴音に抱きつきたい胸に顔を埋めて甘えたい。頭を撫でてもらいたい】
貴音「頭を……ですか?」
こ、こんのチビエロバカデューサー!なーに事務所のアイドルに堂々とセクハラしようとしてるわけ!?
っていうか、これじゃまるでアンタの誕生日企画じゃない!これ、貴音に何の得があるのよ!!
貴音「……プロデューサー。私もまだまだ一介の小娘。恋仲でもないあなた様を抱き締めるような甲斐性は、とても持ち合わせておりません。」
はんっ。ほら、見なさい。案の定キモがられて振られてるじゃない。ざまーないわ!
貴音「ですが、こうして頭を撫でることぐらいは……いつも私たちのためにありがとうございます。あなた様……♪」ナデリナデリ
なっ……き、きーーーっ!鼻の下伸ばして間抜けな顔してんじゃないわよ!このあほっ!あほーっ!!
ふんっ!ちゃっちゃと次のメッセージにいくわよ!!ふんだっ!!
【貴音さん、お誕生日おめでとうございます
貴音さんにはこの全長24センチの特注ディルドを差し上げます
これをお股にぶちこめば面妖な気分に浸れますよ】
貴音「きゃっ!?……こ、この痴れ者っ!!」
バチーーーンッ!!!!……慈愛のなでなでから制裁のビンタ、この流れるような一連の動きにこそ四条流の真髄があるのよね。うん。
貴音「プロデューサー!恋仲でもない……いえ、最早それ以前の問題ですが…………女性に向かってこのような破廉恥極まる醜行を働くなど言語道断っ!!恥を知りなさいっ!!」
いや、本当よ。なんか一年この企画をやってきたせいで変な慣れは出てきたけど、アンタのこういうのってマジでキモいからね?
事務所中から総スカンを食らってないのが奇跡だと思いなさいよ。バカじゃないの?
貴音「えぇ、まったく。しかし私の知るプロデューサーは、女性に張り型を送りつけるような不埒な輩ではなかったはず…………はっ!?も、もしや……先程の文(ふみ)を介して、プロデューサーは物の怪に取り憑かれて…………!」
あー、まぁ……人が変わったって意味ではある意味合ってるのかしら…………
貴音「くぅっ……!おいたわしやプロデューサー…………しかし安心してください。私は今から全身全霊を尽くした四条流で、この物の怪をあなた様の体から追い出してみせますっ!!四条の名に……そして、ヤーネフェルトの名に懸けて!!」
バチーーーンッ!!!! バチーーーンッ!!!! バチーーーンッ!!!! バチーーーンッ!!!! バチーーーンッた、貴音……?その……多分もう大丈夫じゃないかしら。そろそろ正気に戻ったというか……もうどこが目で鼻かわからないというか…………
貴音「ま、真ですか!?あぁ……あぁっ!あなた様っ!よかった……本当によかった…………!見事物の怪に打ち勝ったのですね……?よかった……うぅ……うぅぅ…………っ!!」ギュウッ
あ、こらっ!そんな変態のことを抱き締めてやる必要なんか…………あーーーっ!?ちょっと、プロデューサー!今デレッとしたでしょ!?表情はわかんなくても、そういうのは何となくわかるんだからね!!?
貴音「ぐすっ……少々取り乱してしまいましたが…………それでは伊織、次の文を読み上げてくださいまし。」
ちっ……このバカデューサー。後で再生したら酷いんだから…………ん?
【貴音、誕生日おめでとう!
誕生日プレゼントに伊織のあえぎ声を録音したCDをあげるよ
最後に絶頂して声がか細くなる時なんか最高に抜けるからマジで】
~~~~~っ!!!!?
バキィッ!!!!!貴音「ひっ……!い、伊織!?何故正気に戻ったプロデューサーに攻撃を……ま、まさか!先程の物の怪がまた…………」
はぁ……はぁ…………大丈夫よ……たった今このバカごと伊織ちゃんキックでCDを粉砕したから……ふっふっふ……完全に証拠隠滅してやったわ…………!
貴音「な、なにやら会話が噛み合いませんが……とにかくプロデューサーは無事、なのですね……?」
えぇ、間違いなく無事よ……私の尊厳は私自身が無事守り抜いたし…………コイツなんか水でもかけておけば勝手に再生するわよ……知らないけど…………
貴音「……薄々感づいてはおりましたが、どうやら一年前の催しとは雰囲気が様変わりした部分もあるようですね。わかりました。そうとわかればこの四条貴音、今回を無事に乗り切ってみせましょう!!」バーーーンッ
ちっ、だから夜は油断ならないのよ……人がわけわかんなくなってるからって、こんなろくでもないものを…………どうせ使うなら自分ひとりで使ってくれたら……って、違う違う!何言ってんの!?私っ!!貴音「さぁ、伊織!次の文を読むのです!さぁっ!!」
はっ!?そ、そうね!それじゃ気を取り直して……
次のメッセージにいっちゃいまーすっ♪