こほん。会場の皆様~!今日は私のためにお集まりいただき、本当にありがとうございますっ!今日は皆さんと楽しい時間を過ごせればと思いますので、ごゆるりとおくつろぎくださいね♪
それと……もうご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、私、今アイドルをさせていただいてまして。
今度……まぁいつになるかはわかりませんが、近いうちにAランクに挑戦するつもりです。水瀬の名に恥じないよう精一杯励みますので、皆様も応援していただければ……あ、ふふっ……拍手、ありがとうございますっ!ふふっ……♪
それでは挨拶が長くなってしまいましたが……このまま乾杯の音頭を…………って、それは私じゃないですよねっ!おほほほほっ♪
あとは司会の方、よろしくお願いしま~す♪
ふぅ……あ、今日はご来賓ありがとうございます。お飲み物はワイン…………えっ!娘さんが私のファン!?わぁ、嬉しいっ♪サインですか?もちろんプレゼントさせていただきます♪娘さんのお名前は…………ふふっ♪今度は是非娘さんもお連れくださいね?
……え、息子さんがですか!?ふふっ……男性ファンも女性ファンも私の大切なファンですから♪私なんかでよければ、どうぞお撮りください♪
あ、あはははは。お誘いは光栄ですけど、私もアイドルなので…………息子さんにはもっと良いお相手がいるんじゃないですか?うふふっ♪
プロデューサーさ~んっ♪お待たせしました。遅くなっちゃってごめんなさぁい!
あ、そうなんです!この人が私のプロデュースをしてくださってるプロデューサーさんで……もういつもお世話になりっぱなしなんですよぉ!ふふふふふっ♪
あ、社長。スカウトは禁止ですよ?この人は私だけじゃなくて、ウチの事務所にとって大切な方なんですから!ねぇ、プロデューサーさん?……もうっ!なんでちょっと乗り気なんですかぁ!プロデューサーさんのいじわるぅ!
それじゃ、プロデューサーさん。あっちにお料理を取りに行きましょうよ!私が選んであげますねっ♪
【あー、伊織……その、お疲れ。】