【色々忙しくて遅れてごめん!!
誕生日おめでとう美希!!
プレゼントとお詫びとして巨大イチゴババロアを取り寄せたッッッ
存分に食べ尽くし給えッッッ
みんなの分もあるからなーー!!
因みに取り寄せたと言いつつ手作りです(笑)
それじゃ、あらためて………Happy Birthday 美希!!
ーーーPS.実は俺も美希と同じ誕生日です(笑)】
美希「プロデューサー、ありがとーなのー!ちょっぴりテンションが独特でうざめだけど、このいちごババロアに免じて許してあげるっ♪」
ったく、そんなアピールしなくても、ちゃんとアンタのことも祝ってやったでしょ?美希と二人で『本日の主役』タスキをかけて……一本足りないからって、亜美と真美がドンキまで買いに行ってたじゃない。
美希「そんなことより……う~ん♪やっぱり手作りいちごババロアは一味違うの!甘さがさっぱりしてるのに、ババロアのまったり感はちゃんと活きてるっていうか……プロデューサー、感謝の印にぃ…………はい、あ~~~んっ♪」
パクッ
美希「どう?おいし?……あはっ☆ミキにあーんされたから美味しいって、プロデューサーが自分で作ったくせにー♪」
むぅ……そこのウザカップル!いつまでもイチャイチャしてないで、さっさと次にいくからねっ!
【美希の誕生日、ガチ美希派の私としては緊張して……あれ?伊織……伊織が彼女?……いや、でも美希が……好き……でも、伊織…………み、み………………ミキティィィイイイーーー!!!】
美希「プロデューサー、なんだか握手会に来るファンの子みたいなの。大丈夫?ミキの手、ぎゅってしとく?」
って、うるさっ!?ちょっと!いきなり人のネタを丸パクリして騒いでんじゃないわよ!ビックリするじゃない!!
美希「ん~、っていうかミキ的にはそのネタ、もうお腹いっぱいなんだけどなー。番組で共演する若手の芸人さんもよく言ってくるけど、正直もう飽き
す、ストップ!アンタ、それ現場で言うんじゃないわよ?その辺に転がってるド三流芸人なんか、そういうアクシデントに対応できる腕なんかないに決まってるし……そしたら番組の空気が凄いことになっちゃうんだから!!
美希「ミキ的には、でこちゃんの方がずっと酷いこと言ってるって思うな。」
さて、美希にバラエティーのいろはを教えてやったところで……次のメッセージよ!
美希「でこちゃんはどうしてそうなっちゃったの?」
【(ぶっちゃけ誕プレに下ネタとかホモネタとか伊織ロボットってマンネリだよな………よし)美希、きみに渡したいものがある。受け取ってくれ→
いま渡したのは美希が今一番欲しがっているものだ。だから→の先は美希の一番欲しいものが書かれていると考えてくれ
渡していらなかったらお互い気まずいだろう?】
はぁ……つまんないヤツ。こういうのって相手のことを考えながら買うから楽しいんじゃない。そんなことしてたら、女の子からモテないわよー?
美希「んー、ミキの一番欲しいものかぁ……ミキね?けっこー欲張りなの。大好きなハニーも欲しいし、真クンも欲しいし、お昼寝する時間や皆と楽しく遊ぶ時間、それ以外にもおにぎりやいちごババロアやキャラメルマキアートやチョココロネや……とにかくいっぱいい~っぱい欲しいものがあるの。」
後半全部食べ物じゃない。いやしんぼねぇ……
美希「でも、ミキがプロデューサーにお願いしたいのはね……ミキのこと、もっとキラキラさせて、ドキドキワクワクさせて欲しいの!トップアイドルになれば、今よりもっともっとキラキラでドキドキでワクワクになれるんでしょ?だったらミキ……トップアイドルになりたいっ!ねぇねぇ、プロデューサー。ミキの一番欲しいもの、叶えてくれるんだよね?」
……ふふっ、思いがけず大変なお願いされちゃったわね。ま、約束はしっかり守らなくちゃ。ね、プロデューサー?にひひっ♪
美希「あ、やっぱりでこちゃんも欲しいの!欲しいの欲しいの、欲しいミキなの!」ダキッ
でちょ!?ば、ばかっ!いきなり引っ付くな!暑苦しいでしょ!?
美希「むふふ~。欲しいものもゲットできたし、このまま次のメッセージも読んじゃうよ?」
【み、美希……誕生日……おめ……で……とう…………こ……れ……プ……レゼ…………ント……やっぱ……強ええわ……ま…こ………(ガタガタ動く人間大の段ボール)】
……ねぇ、これってやっぱり。
美希「え?え?もしかして……えぇっ!?」ガサガサガサ
パカッ
真「ぷはぁっ!ぷ、プロデューサー!!卑怯ですよ!?段ボールの中にボクの好きそうなぬいぐるみを……肘鉄数発叩き込んでも崩れなかった体力は流石ですけど、今度は空手の真髄をお見舞いして」
美希「きゃ~~~~~っ♡やっぱり真クンなの~っ!真クン真クン、ま~こ~と~く~~~んっ♪」ギューーーーーッ
真「んんっ!?ちょ、美希っ!いきなりどうしたのさ!?ボク、そこで瀕死状態のプロデューサーにトドメを刺さなくちゃ……」
美希「んふふふふ~♪プロデューサーってば、早速ミキの欲しいものを用意してくれるなんて……これは『ハニーポイント』爆上がりってカンジ!ね~、真ク~ンっ♪」ギューーーーーッ
真「み、美希っ!苦しいっ!苦しいってばぁぁぁぁぁっ!!!」
はぁ……ほら、下僕。アンタが命懸けでゲットしたプレゼント、美希ってばあんなに喜んでるわよ?冥土の土産ができてよかったわねー。
美希「真ク~ンっ♪大好き大好き、愛してるの~~~っ♡」ムギュゥゥゥゥウウウウウッ
真「むぐぅっ……!……ぷはっ!ぷ、プロデューサー!!さっきのことは許してあげますから、助けてくださ~~~いっ!!!」
美希「はぁっ……もうエステにいかなくても、真クン分を補給したミキはお肌ぴっかぴかなのっ♪」ツヤツヤツヤ
その代わり真はげっそりしてたけど……うん、これも誕生日企画の役得ってことで。
美希「ほら、ハニー?ミキに真クンをくれたから、今だけハニーって呼んであげるの。だから元気出して!ね?」
あのねぇ……真にボコられてんだから、そんなことぐらいで復活するわけ……って、なに鼻の下伸ばしてんのよ!このばかっ!
美希「ほらほら、ハニー!次にいくよっ!」
い、今だけだからね!?次のメッセージから、ハニー呼び禁止だからね!!?
【もう冬だからね、マフラーをあげよう!
美希のトレードカラーにしてみたよ、形が不格好なのは…まあ、申し訳ない。
体を冷やさないようにね?】
美希「あ、これ……ふふっ、あったか~い♪」モフッ
ね、ねぇ……こういうマジっぽいヤツは、その……よ、よくないんじゃないかしら!?アイドルへのプレゼントなのにっ!
美希「んー、確かにちょっとチクチクしたりするけど……これはこれでアリかなって。体も心もぽかぽかだし…………ありがとね?ハニー♪」
ちょ、ちょっと!だからそれ禁止だってばーーーっ!!
むぅ……禁止って言ったのに。
美希「あはっ☆でこちゃんほっぺ膨らませて、やきもちでこちゃんなのっ。じゃ、代わりにミキがメッセージ読んじゃおっかなー。ね、プロデューサー♪」
【お誕生日おめでとうございます!ケーキとかはほかの人が用意してくれるだろうから、僕からはたくさんのおにぎりと冬ならではの鍋を用意したぞ!野菜、海鮮、肉一通りそろえてある、いっぱい食べるといい。
あとはまあ…伊織には散々茶化されたけど、ラピスラズリのイヤリングをあげよう。夜空の星のように輝く君が、終わる時まで輝いていられますように。いろいろ思うところはあろうけど、最後は笑って追われますように。
それをわたしは、心から願う。】
美希「あはっ☆今日はおにぎりやいちごババロアや、美味しいものがいっぱいなの!ミキ、生のお魚はあんまり好きじゃないけど……火を通せばバッチリってカンジ!」
お鍋かぁ……うんっ!これは皆で鍋パを決行するしかないわね。プロデューサー、アンタもなかなか良い仕事を……って、また!?アンタ、さっきもイヤリングあげてたじゃない!
美希「あ、でもさっきとデザイン違いなの。ふーん……プロデューサー。さっきも思ったけど、プロデューサーって案外キザなところあるよねー。なんていうか、普段とちょっと違う感じ?」
そうよ!コイツってば、ショボショボのショボのくせにキザったらしいったらありゃしないわ!美希、もっと言ってやってちょうだい!!
美希「……ミキ、そういう情熱的なプロポーズ……けっこー好きだよ?ふふっ……♪」
な……なぁ…………ちょ、だめっ!コイツは私のだからっ!盗っちゃダメっ!!
ギューーーーーッ
美希「えー?でもミキ、さっきも言ったけど欲張りだからなぁ……でこちゃんもプロデューサーも、欲しいの欲しいの欲しいミキなのっ♪」ギュッ
きーーーーーっ!か、勝手に抱きつくな~~~っ!!
がるるるるるるるる…………っ!!
美希「あーあ、でこちゃんが野生のでこちゃんになっちゃった。じゃ、そろそろジョーダンも終わりにして
次にいくのー!」
がうっ!がうがうがうっ!!