年明け一発目の『伊織ちゃんメモ♪』特別企画!美希の誕生日へのお祝いコメントを返信していくわよ!
美希「やっほ~。プロデューサー、あけおめなの~!この前はお年玉、ありがとねっ♪」
あー、そっか。アンタって高校生組ぐらいまでは皆にお年玉あげてるもんね。むぅ……だからなのね。最近ランチの付き合いが悪いのは。
美希「プロデューサーだけじゃないよ?赤羽根Pも間島Pも社長も小鳥もくれるから、皆ニコニコでホクホクなの。ミキも欲しかったポーチ買っちゃった!あはっ☆」
た、確かに私も初ギャラ20回分ぐらいは貰った気が……アンタ、見栄張って無理することないのよ?アンタが高給取りじゃないことは皆知ってるんだし、私としては……その分一緒にランチに行けた方が、その…………う、嬉しいっていうか…………
美希「……ねー、なんかこの部屋暑くない?お外はすっごく寒いのに変だなー。なんでだろーなー。」ニヤニヤ
ちゃ、茶化すな!バカ美希っ!と、とにかくプロデューサー。次のお給料日までは私が多目に出してやるから、私との食事はちゃんと行くこと!わかったわね!?
美希「うんうん。プロデューサー、ミキからもお願いなの。でこちゃん、なーんか最近しょんぼりしてると思ったら、原因ソレっぽいしねー。プロデューサーも彼氏だったら、彼女のこと不安にさせちゃダメだよ?ミキとの約束なのっ!」
べ、別にしょんぼりなんか……うぅ…………
美希「さーて、それじゃ早速メッセージを読み上げちゃおうかな。んふふふふっ♪ミキがテンションアゲアゲになるようなメッセージ、カモンなのっ!」バッ
【美希の誕生日か…捻りはないけど手作りのおにぎりかな。キャラメルマキアートで炊いたおにぎりと、いちごババロアを混ぜ混んだおにぎり。美希、喜んでくれるかなぁ(純粋な綺麗な瞳)】
美希「……………………?」チラッ
なにこっち見てんのよ。ほら、誕生日プレゼントをありがたく受け取っておきなさい。
美希「……プロデューサー。プロデューサーって前までのミキみたいに、おいしーものとおいしーものを足したらもっとおいしーってタイプ?確かにミキ、おにぎりもキャラメルマキアートもいちごババロアもすっごくすっごく大好きだけど…………な、なんで混ぜちゃったの!?ミキたち、いちごババロアおにぎりは美味しくないって知ってるじゃん!前にコンビニで買ったの公園で食べてうぇ~ってなったじゃん!!プロデューサーって、実は超超超おばかなの!?」
美希、見てみなさいよ。あの少しの曇りもない瞳を。アレが……イタズラするように……ぷぷっ…………♪
美希「で、でこちゃんは黙ってて!むぅ……わ、わかったの!ミキ的にはおにぎりにキセンはないってゆーか……ごくっ…………い、いただきまーすっ!!なのっ!!」
パクッ
美希「……………………」モグモグモグモグモグ
……どう?
美希「……まぁ……キャラメルの方は…………変わった感じのおはぎだと思えば……んで、いちごババロアの方なんだけど……うん…………前にコンビニで買ったのよりはマシかな。アレはお米といちごとババロアが大喧嘩して事務所を移籍したような味だったけど、コレはそこそこちょーわして団結して仲間だもんげ!ってしてるようなしてないような…………」
で、結論は?
美希「美味しくはないの。」
うん、まぁ……そりゃね。
美希「……プロデューサー。次からはこの3つ、全部別々にそれぞれちょうだいね?あと、プロデューサーには『そこの人ポイント』を1ポイントあげちゃうの。これ、いっぱい貯まったらプロデューサーのことを『そこの人』って呼ぶようにするから。」
……本日の主役がこんな荒んだ目になる誕生日企画って、果たして誕生日企画と言えるのかしら。
ま、とりあえず次にいくわよ!あ、美希。それはちゃんと完食しなさいよ?じゃないとやよいから怒られちゃうんだから。
美希「うぅ、やだなぁ……こういうときのやよいって、まるで律子みたいに怖いんだもん…………プロデューサー!これ、前みたいに半分こしよ?ミキ、特別にあ~んってしてあげるから!」
【まず美希さん、誕生日おめでとうございます。というわけで全国ご当地おにぎりを用意したぞ!ケーキとかはほかの人が用意しただろうし、日ごろの感謝もかねて乾杯としゃれこもうぜ!
未成年の子達はジュースを取り寄せているから好きなもの飲んでくれ、大人組はワインやら日本酒やらあるからこれも好きなものをチョイスしてな。
ん?ああ、ぼくはこれ(工業用アルコール)があるからヘーキヘーキ】
美希「ぷ、プロデューサー!プロデューサーには『ハニーポイント』を1000ポイントあげちゃうのっ!これ、ミキがプロデューサーのことを『ハニー』って呼んであげる特別なポイントで……っていうか、もうプロデューサーはミキのハニーってカンジ!ハニー、大好きなの~~~っ♪」ダキッ
なっ……ちょ、ちょっと!なに人の目の前で人のもんに手を出してんのよ!こらっ!離れなさいっ!!
美希「えへへ……ねぇ、ハニー?ハニーは前から出来る子だって、ミキは信じてたの。さっきのキャラメルマキアートといちごババロアのやつも、ハニーなりのサプライズなんだよね?もー、ハニーのいじわるぅっ!つんつんっ♪」
こ、こらっ!イチャイチャすんな!ちょっと、アンタ!早くコイツを振り解いて……な、なにデレデレしてんのよー!このばかぁ!!
美希「むぅ、でこちゃんうるさいの。ミキ、今ハニーとおにぎり食べさせっこするところなんだから邪魔しないでほしいな。ね、ハニー?」
……アンタ、いい加減にしておきなさいよ…………?美希「っっっ!!?え、えーと……そ、そろそろハニータイムおーわりっ!もー、でこちゃんってばぁ!こんなの冗談に決まってるのにー!ね、プロデューサー!?」
ちっ、命拾いしたわね……このオレンジジュースが美味しいから特別に勘弁してやるけど、次はないわよ?
美希「ほっ……あ、それよりプロデューサー。その『工業用』っていうお酒って、なんのお酒なの?日本酒とか?」
ん?工業……ちょ、ばかっ!やめなさい!!アンタは禁酒法時代のロシア人なの!?そんなバカなこと、今すぐやめて……こらっ!火をつけようとするな!!こらっ!!
美希「あはっ☆このおにぎり、どれもとってもおいしーのっ♪」パクパク
はぁ……はぁ……の、呑気なヤツ…………それじゃ次のメッセージ……ちょ、ジュースもう一杯…………!
【美希、お日様沈んだ後で申し訳ないがこれプレゼントだ【TENGA EGG】】
美希「んー?なにこれ、お菓子?だったらこのおにぎりを食べ終わったあとに……あれ?」
あ、これお菓子じゃないわよ?私も前に貰ったんだけど、なんだかぷにょぷにょしたスライムみたいな……って、なによ。その難しい顔は。
美希「このTENGAってブランド、前に菜緒お姉ちゃんの部屋で見たことあるの。新作のコスメ借りようと思ったら……んー?でも、EGGじゃなくてアレは…………んー?」
へぇ……やっぱりコレ、インテリアか何かなのかしら。言われてみると、なーんか可愛い感じよね。にひひっ♪
美希「あ、iroha。irohaなの。今完全に思い出したの。」
あら、珍しく頭使ったわねー!さ、次々っと。
【せっかくの誕生日だからね、特大のお仕事を用紙してきたぞ!なんとN〇K歌合戦の紅組のトリだ!あらゆる強豪やベテランさんを差し置いての大抜擢だぞ!
…うん、以前に律子にお願いして逃げられちゃったんだけどね、もう枠を取っちゃってるから誰か出てもらわないとまずいのよ。
もちろん、無理強いするつもりはないけれど…】
ちょ、え……これ本当?あのN○Kって……私、てっきり睨まれてるぐらいに思ってたんだけど。でこ叱的な意味で。
美希「きっとN○Kの偉い人が、でこちゃんに叱られてテロンテロンになっちゃったんだって思うな。ぼーっと生きてんじゃないわよー!ってねー♪」
そ、そう?ま、確かにこの伊織ちゃんの圧倒的可愛さの前には、ありとあらゆるモラルが引っくり返るに決まってるけど……
美希「あ、プロデューサー。今の話なんだけど……もちろんオーケーなのっ!日本中の皆が見てる前でキラキラできるなんて、ミキ的にも超超アゲアゲってカンジ!律子の分まで、ミキがいっぱいい~っぱい盛り上げちゃうよ?あはっ☆」パチンッ
ま、その時間は私もアンタもTVに出られないんだけどねー。なーんか労働なんちゃら法の第なんちゃら条で、そう決まってるらしいわ。
美希「え~、なにそれ~っ!プロデューサーのうそつき(><)」
はいはい、今度はアイドル辞めるとか言うんじゃないわよー?
美希「
むぅ……それじゃ気を取り直して次にいくのー!」