【Aチーム】

春香「え、大丈夫だよね?さっきのAが牛肉だよね?ね?」

真「牛に……いや、うん…………でもぶっちゃけ全部美味しかったし…………だ、大丈夫だよ!ボクたち二人ともAを選んで、ちゃんと多数決を取ってこの部屋に入ったんだから!ね、雪歩!?」

雪歩「……はぁ…………」



【Bチーム】

……あの雪歩の顔が全てを物語ってるわよね。敵チームながら同情しちゃうわ。

美希「ミキ的にはAもCも美味しかったけどなー。まぁ食べ物系のクイズは、食いしん坊なでこちゃんに任せておけば問題ないの。あはっ☆」

貴音「確かにどれも美味でしたが……たとえ視界を奪われたとしても、嗅覚や味覚はいつものとおり。惑わされずに判断すれば、自ずとわかることかと。」

響「な、なぁ!これ、本当にCじゃないのか!?自分、貴音がBって言うからそれを信じてこの部屋に入ったんだぞ!?大丈夫なのか!?」

やよい「大丈夫ですよ、響さんっ。Aはよく食べたことある味ですし、Cは食べたことない味でしたから!Bはたまに、本当にたま~に食べたことがあるような味がした気がするので、牛肉はBで決まりかなーって!」フンスッ

千早「私も味覚には自信がないから……あと、高槻さん。この収録が終わったら焼肉を食べに行きましょう?」



【Cチーム】

亜美「んっふっふ~♪なーんかメンバー的にBが正解っぽいって思ってる、テレビの前の兄ちゃん姉ちゃん!勝負は最後までわからないっぽいよ!?」

真美「なにせこっちには、本日無敗のりっちゃん大先生がついてるのだ→!ささ、先生。この真美めが肩でもお揉みしましょうかねぃ♪」

律子「い、いいい、いいから……黙って座ってなさい…………大丈夫……大丈夫よ…………これは明らかに引っ掛け問題……ハンバーグにしてたからわかりにくかったし、なんとなくBっぽい気もしたけど……ここは裏の裏の裏の裏をかいて…………あ、あれ、これって結局表……?いや、大丈夫……クールになれ……クールになるのよ……秋月律子…………」ブツブツブツブツブツ

あずさ「り、律子さん……お顔が怖いですよ?ほらほら、りら~っくす♪」







ガチャッ



【Cチーム:鹿肉(ワンランクダウン)】

律子「」

あずさ「り、律子さん!しっかりしてください!律子さぁんっ!!」ユサユサ

亜美「し、鹿ぁ!?鹿って……あの鹿ぁっ!?え、マジで!?鹿ってあんな味すんの!?ハンバーグめちゃ旨だったんだけど!鹿なのにっ!馬じゃないのにぃ!!」

真美「うあうあ~!これじゃ真美たち、双海姉妹っぽい人になっちゃうっぽいんだけど→!?じゃあ本物の双海姉妹はいったい……パパ!ママ!真美たちこそが真の双海姉妹だかんね!?真美たちが帰るまで、戸締まりしっかりしとかなきゃダメだかんね!!?」





【Aチーム】

春香「ふっふっふ……亜美っ!真美っ!これはさっきスタジオで『そっくりさん』の私たちをイジった罰だよ!誰香さんって言われたこと、私めちゃめちゃ根に持ってるからね!?」

雪歩「そっくりさんかぁ……そっかぁ……なんだかそれすらすっごく懐かしい気がするなぁ…………あ、真ちゃん。ドラマの番宣するなら今しかないから、消える前に告知しておいた方がいいよ?ふふふふふっ…………」

真「ゆ、雪歩ぉ!そんな弱気でどうするんだよっ!そりゃBだって譲らなかった雪歩を、ボクと春香で強引に連行しちゃったけど…………まだ答えは出てないだろ!?ほら、諦めずにボクたちを信じて……」





ガチャッ



【Bチーム:牛肉(正解)】

美希「あっ!やったやった、やった~っ☆これでミキたち、一流芸能人確定だねっ!」

ま、私が一流じゃなくて誰が一流なのよって話……え、まさかココも撮られて…………や、やーんっ!まさか全問正解できるなんて……夢みたーいっ!きゃーーーっ♡

響「伊織、今さら遅すぎるぞ…………ま、まぁ?自分たちカンペキだし?こんな簡単な問題、間違えるわけないさー!あっはっはっはっはー♪」

貴音「ふふっ、真に楽しき余興でした。次の機会には是非、おでんの出汁を題材にしていただければ……じゅるり。」

やよい「ふぇ~、Cって鹿のお肉だったんですね……鶏肉以外のお肉かなーって思ってはいたんですけど……千早さんはわかりましたか?」

千早「いや、私は全然……というか律子、メガネにヒビまで入ってるけど…………大丈夫なのかしら。」





【Aチーム:豚肉(絶対アカン)】

雪歩「…………………………………………」

真「ご、ごめんって……だからそんな恨めしそうな顔で見ないで…………いや、ほんとごめんってば…………」

春香「雪歩!映ってないならトークで盛り上げなくちゃダメだよ!?っていうか、こういう展開はむしろ美味し……い、いひゃいいひゃい!ひょ、ゆきひょ!うつってひゃいからっへほんは……ふ、ふたっふひゃーん!」
結果発表