ほ、本当ですか!?プロデューサー、それ……本当なんですか!!?



……なんだか夢のようです。私のような未熟な歌い手が、そんな歴史あるステージにお声が掛かるだなんて…………いえ、そんな風に言っては失礼ですよね。

私のことを応援してくれたファンが、私のことを支えてくれた周りの人たちが……そして、私のことを育ててくれたプロデューサーがいるからこそ、今回このような機会をいただけたんです。

私なんかが……なんて姿勢では、皆に顔向けができません。今の私がするべきは萎縮でも謙遜でもなく、100%の如月千早をお見せするための準備ですから。



プロデューサー。そのお話、喜んでお受けします。

皆が、プロデューサーがくれた翼で羽ばたく姿……しっかりと見ていてくださいっ!!
紅白出場、決まったぞ【如月千早】