春香「あの……プロデューサーさん。さっきはいきなり抱きついちゃって……す、すみませんでした!私、もう嬉しすぎて頭が真っ白になっちゃって…………」
それを謝るなら、スーツを涙と鼻水でグショグショにしちゃったことも謝らなくちゃ……なーんてね!これも主役の特権ってことで、多目に見てもらいなさいよ。
春香「うぅ……あ、あとでクリーニング代お支払しますっ!たくさん胸をお借りしちゃいましたから……えへへ…………♪」
さ、機嫌もすっかり直ったところで、いよいよ次が最後のメッセージね。春香、準備はいい?
春香「うんっ!もうどんなメッセージだって、どーんと来いって感じだよ!さぁ、かかってきなさい!!」フンスッフンスッ
まーたすぐ調子に乗るんだから……じゃ、読み上げるわね!
【春香、誕生日おめでとう、いつも誰かが転んだとき真っ先に手を差しのべてくれる、そんな太陽みたいな春香には、ペリドットを使ったネックレスをプレゼント、いつもありがとう】
春香「わぁ!このネックレス、見てると吸い込まれそうになるというか……すっごく綺麗…………こ、こんな高価なものいただいてもいいんですか!?」
ま、それだけアンタに感謝してるってことじゃない?ふんふん……今調べてみたけど、その宝石は別名『太陽の石』って呼ばれてるそうよ。明るくポジティブにしてくれるパワーストーン……うん、アンタにぴったりね♪
春香「……プロデューサーさん。私、今最高に幸せです。素敵なネックレスはもちろんですけど……プロデューサーさんの言葉が、心をじんわり温めてくれて…………言葉では上手く言えないですけど、本っ当に嬉しいんです。本当に……えへへっ♪」
はぁ……言葉なんかなくたって、そのふにゃって緩んだ顔を見れば伝わってくるわよ。アンタが今、どれだけ満足してるかってこと!
さて、今回の誕生日企画はここまで!色々あったけど、最後は笑顔でハッピーエンドってところなんじゃない?
さぁ春香、最後は主役がバシッと決めちゃいなさ~~~いっ!!
春香「うんっ!あの、プロデューサーさん。今日はとっても素敵な時間を、本当にありがとうございました。プレゼントもたくさん貰っちゃって……ま、まぁ一部びっくりするのもありましたけど…………大切にします!それと……」
ギュッ

春香「……もしプロデューサーさんが転んじゃった時は、私がこうやって手をとりますから。それが今回のお返しってことで!……え?春香が転ぶことの方が多いだろって…………ぷ、プロデューサーさぁん!最後までイジワルしないでくださいよぅ!!……えへへへへっ♪」