【敬愛する律子様へ
お誕生日おめでとうございます。律子様へ日頃の感謝と憂さ晴らしも兼ねてこの巨根のディルドを差し上げます。日頃のストレス発散にお使いください】



律子「…………」



バタンッ



え、なに。無言でメッセージボックスを閉められると怖いんだけど……ねぇ、律子。いったい中に何が…………

律子「……アンタにはまだ早いわ。さ、次のメッセージにいきましょう。」

わ、わかった。わかったから、とりあえずその般若みたいな顔をやめなさいよ…………



【律子、お誕生日おめでとッス
お祝いに今日一日あなたの肉奴隷になります。
恥辱の限りを尽くして下さい】



…………



バタンッ



律子「え、なに。アンタの方はいったい何があったのよ。」

……律子、誕生日を平穏に終えたいなら次のメッセージにいくことをオススメするわ。

律子「わ、わかった。だからアンタ、早くその修羅みたいな顔をやめときなさい?」



……次はどっちが先に見る?順番的にはアンタだけど…………

律子「……一緒に見ましょうか。せーので開けるのよ?せーので。」

わかったわ……じゃ、じゃあいくわよ……?せー……のっ!!



【りっちゃん、誕生日おめでとう
今19歳だから今年は20歳(のはず)だよね?
もしもの時に備えてコンドームを1箱プレゼントだ。律子も大人なんだからさ♪】



……………………

律子「……………………」

……ふふっ……ふふふふふっ♪

律子「あは……あははははははっ♪」





二人「「こ、この変態エロデューサーっっっ!!!」」






律子「アナタという人は……バカなんですか!?未成年アイドル相手に、さっきから変なもんばっかり……なんですか!?これをさっきのウニョウニョ動くデカいもんに被せて使えっていうんですか!?あ、あんなのは入るわけないでしょ!!バカじゃないの!!?あと、私まだ19歳ですからっっっ!!!」

こ、この変態!ド変態!!der変態!!EL変態!!変態大人っ!!さっきから気持ち悪いもんばっか送ってきて……だいたいアンタ、これ浮気よ!?そ、そりゃ……まだこういうことはさせてあげられないけど…………それでも浮気は許さないんだからっ!!このばかぁっ!!!



律子「はぁ……はぁ……い、伊織…………ようやくわかったわ……この企画、アンタが言うとおり試練だっていうことがね…………」

ぜぇ……ぜぇ……い、今さら気づくなんて遅いのよ……バカ律子……いや、バカはこのド変態プロデューサーなんだけど…………

律子「そ、それじゃ次のメッセージ……読むわよ……?」

……アンタのその最後までやり遂げようっていう根性、嫌いじゃないわ。さぁ、読み上げなさいっ!!



【律子さん、お誕生日おめでとうございます!
黒のTバックといちごパンツと水瀬家の全財産をプレゼントさ】



律子「……なんかコレが普通のプレゼントに感じちゃう自分が怖いわ。えーと、とりあえず伊織。アンタの家でやってる事業の財務諸表、全部見せてちょうだい。」

ばかっ!なに本格的に乗っ取ろうとしてんのよ!!このバカにそんな権限あるわけないでしょ!?バカなんだからっ!!もうすっごくバカなんだからっ!!!

ほら、さっさと次にいくわよっ!!



【真面目可愛い律子には俺の原寸大全裸抱き枕をプレゼントだ。寂しい夜は俺を抱け】



律子「あぁ、これは伊織用ね。はい、どうぞ。」

は、はぁ!?私だってこんなキモいもんいらないわよっ!!伊織ちゃんコーデのオシャレでセレブな部屋が汚れるわっ!!

律子「いや、アンタ彼女でしょ?安心してちょうだい。アンタの愛しの彼氏様の裸体、さっきから見ないようにしてあげてるから。」

だ、だからいらないって言ってんでしょ!?バカなのっ!?アンタもこのバカデューサー並みにバカなの!!?プロデューサーって、バカにしか勤まらない仕事なのっ!!?

こんなもん、今すぐ焼き払って…………



……チラッ



律子「……スケベ。」

は……はぁぁぁぁぁあああああっっっ!!!?だ、だだだ、誰がスケ……あぁ、もうっ!!次よ、次っ!!

その変なのは放っておいて、さっさと次にいくんだからっ!!
律子誕生日伊織ちゃんメモ♪【02】