今回は『伊織ちゃんメモ♪』特別企画!律子の誕生日へのお祝いコメントを返信していくわよ!
律子「もー、あれほど気を使わなくてもいいって言ったのに……」
なーに言ってんのよ!他の娘の誕生日は盛大に祝ってるのに、アンタだけ例外なんて許されるわけないじゃない。アンタもウチのアイドルなら、いい加減覚悟を決めなさいよね!
律子「前回もツッコんだけど、なんで誕生日企画が試練みたいになってんのよ!はぁ、仕方ない…………ここまできたら、思いっきり楽しまなくちゃ損よね。プロデューサー殿?今日は心のこもったプレゼントの数々、期待しちゃいますからねっ♪」
にひひっ♪よく言ったわ!それでこそ鬼軍……こほん。ウチのアイドルよ!
律子「……伊織、今アンタ、私のことを鬼軍曹って」
さぁ、それじゃ記念すべき最初のメッセージ読み上げちゃいま~~~すっ♪
律子「ちょっと、話を聞きなさいよ。今鬼軍曹って」
【律子誕生日おめでとう。
律子とちっちゃんにはナビやスポーツ、ビジネスに使えるスマートグラスをプレゼントだ。】
律子「わっ!え、ちょっ……こ、こんな高いもの、本当にいただいていいんですか!?」
ちっちゃん「めっ……めぇ…………」オドオド
律子「ちっちゃんもウチに似つかわしくない高級品に怯えてるし……いや、やっぱりダメですって!いくら何でも高すぎますっ!」
ちょっと、初っぱなからせっかくのプレゼントにケチをつける気?おー、よしよし。可哀想な下僕ねー。あとでオレンジジュースの買い出しに行かせてあげるからねー。よしよし。
律子「ぐっ……わ、わかりました!プロデューサー殿。プレゼント、ありがたくちょうだいしますっ!」
ちっちゃん「め、めっ!」ピシッ
うんうん、それでいいのよ♪さて、次のメッセ……あら?さっきのメッセージ、まだ続きがあるじゃない。どれどれ……
【だからお願い梅雨の雨で大量に増えてあちこちに脱走したはるかさん集めるのを手伝って(土下座)】
……だ、そうよ?
律子「」ピシッ
ちっちゃん「」ピシッ
あ、もうヒビが入ってる。ちょっとー、これ不良品なんじゃないのー?
律子「……さーて、次のメッセージにいきましょー♪ちっちゃんはあっちで待っててねー?りゅんりゅんっ♪」
ちっちゃん「めぇ……」フラフラ
げ、現実逃避してるし……はぁ、じゃあとりあえず次にいくわよ?はるかさんの件は……ま、なんとかなるでしょ。うん。
【律子、誕生日おめでとう。捻りも何もないけど、誕生日プレゼントを。眼鏡ケースとクリーニングキット、あとは俺の行きつけの眼鏡店になるけど………眼鏡のメンテナンス無料チケットだ。
視力測定、レンズ交換、眼鏡のネジや鼻当ての交換に弦の調整、何でもしてくれるよ。
チェーン店ではなく個人経営の店で様々な資格を持った人がオーナーだし、腕は確かかと。
我ながらセンス無いなぁ。王道といえば王道だけどさ。】
律子「センスがない?ふふっ、謙遜もいきすぎると嫌味ですよ?眼鏡愛好家に対してこのプレゼント、むしろセンスありまくりですっ!ありがとうございますね♪」
へぇ、アンタにしては実用的なプレゼントじゃないの。ふーん……私もオシャレ用の眼鏡、ひとつぐらい作っとこうかしら。
律子「あら、いいじゃないの。だったら私が付きっきりで……って、餅は餅屋。せっかく腕利きのオーナーさんを紹介してもらったんだし、今度一緒に行きましょうか。」
あら、デートのお誘い?ま、暇だったら付き合ってやるわよ。にひひっ♪
律子「はいはい……じゃ、次のメッセージを見てみるわね?」
【おっ、今日は「いおりつこ」のWツッコミか!みんな、爪痕を残しつつ、二人のツッコミを生かすように気合いを入れてボケていくぞ!!!】
律子「……いや……っ!」
……だからぁ……っ!
二人「「そうやってムダな仕事を増やさないっっっ!!!!!」」律子「ったく、こっちも好きでツッコんでるわけじゃないっての。ねぇ、伊織?」
えぇ、ほんとにね。春香のときも亜美と真美のときも、好きあらばバラエティーの道に走らせようとするんだから……油断も隙もあったもんじゃないわ。
律子「そうそう。私だってたまにはボケてみたいっつーの!」
うんうん……って、はぁ!?ば、バカ言ってんじゃないわよ!アンタまでボケに回ったら、私がいよいよ過労死ラインを余裕で越えちゃうんだけど!?
律子「……ぷっ。あははははっ!嘘よ、嘘っ!じょーだんっ!いやー、やっぱりアンタって良い反応してくれるわねー。こりゃプロデューサー殿もついちょっかい出しちゃうわけだ。」
なっ……ふ、ふんっ!質の悪い冗談はやめなさいよね!ほら、次よ次っ!!
【アイドルもだけど、大切な同僚の律子の変なメッセージは送らないし、送れないんだが。今までも変なメッセージは送ってないし。
一部の変人と一緒にしないでくれたまえよ。
普通なら、ここでネタとして般若の面とか渡すのが一般的かもしれないが。流石にねぇ。】
律子「おーっ!頼もしい発言ですね。それでこそ頼れる同僚って感じです!」
……律子、なんかアンタ、さっきからちょっと気が緩んでない?
律子「んー?別にそんなこと……むしろ自分の誕生日を祝われてるんだから、これぐらいリラックスして当たり前じゃないの。」
甘い……甘すぎるわ……この変態プロデューサーがこのまま黙ってるはずないもの…………きっとそろそろ、常人じゃ考えつかないような変態爆弾が……っ!!
律子「大袈裟ねぇ……
さ、次のメッセージっと…………♪」