【小鳥姉貴には悶絶少年写真集をプレゼントいたします。攻めと受け、そのはざまに垣間見えるショタの淫猥な姿を楽しんでいただきたく思います。】



小鳥「ショタ……な、なんて甘美な響きなの…………!まだ熟していない果実がお互いを求め合う姿、最早これは芸術」

……………………

小鳥「はっ!?だ、だめだめだめっ!ダメよ、小鳥っ!!いくらなんでも生モノはダメ、人道的かつ道徳的にダメなのよっ!!」ブンブンブン

ほら、小鳥。ライターを貸してあげる。これでその本を燃やしちゃいなさい。アンタの覚悟を示すのよ。

小鳥「うぐっ…………ぷ、プロデューサーさん!その本を早くっ!私の目の届かない場所まで……早くっ!!」

ちっ、仕方ないわね。一応この企画の主役だし、その辺で落としどころにしてやるわ。



小鳥「つ、次にっ!私の理性が煩悩を押さえ込んでいるうちに、早くっ!!」



【小鳥さん、貴女にプレゼントとしてわたくしの大切なものを差し上げます。
はい、ちひろ印のエナジードリンク、通称『ちヒロポン』

これから毎日残業しようぜ?(死んだ魚のような目)】



小鳥「あ、大丈夫っす…………」スッ

どうやら強制的に煩悩が払われたようね……さ、アンタも戦わなくちゃ。現実と。

小鳥「うぅ……やだやだやだぁ!!書類の山とかやだぁ!!残業しないで定時で帰りたいぃぃぃ!!うわぁぁぁあああああんっ!!!」

はいはい、覚悟を「心」で理解したんでしょ?だったら泣かないの。ほら、特別に私のオレンジジュースをあげるから。

小鳥「くすん……美味しい…………」チューチュー



それじゃ、小鳥も現実を受け入れたところで次のメッセージよ!



【小鳥さんお酒好きだったっけ?まあいいや、僕が普段呑んでる美味しいお酒をあげよう。
はい、スピリタス!驚異の度数96、ほぼアルコールだ!絶対にストレートなんかで飲むんじゃないぞ、喉が焼けるからね。
あと火も近づけないこと、即席火炎瓶にもなるからね!

まあ辛いことあったら、呑んで騒いで忘れようぜ?
お持ち帰り(意味深)されないように気を付けてな、小鳥さん美人だから!】



小鳥「うわっ、これがかの有名なスピリタス……でも私、お酒は好きですけど強いわけじゃないですし……申し訳ないですけれど…………」

あのねぇ……誕生日プレゼントよ!?だったらアンタの好きなものを押し付けるんじゃなくて、相手が喜びそうなものを贈るべきでしょ!そんなこともわかんないわけ!?

小鳥「まぁまぁ、伊織ちゃん。そこまで言わなくても……あ、その点はご心配なく!私、男関係は鉄壁の要塞と自負していますから!」キリッ

えー、ほんとー?アンタって結構べろんべろんに酔っ払うタイプだし、そのことについてはコイツの心配も一理あると思うわよ?ほら、この間の打ち上げだって……

小鳥「あ、あーっと!そろそろ次のメッセージの時間よね!?えーっと、次のメッセージは…………」



【誕生日おめでとうございます。小鳥さんは自己評価低いと思います。
可愛いし、スタイルいいし、、いじりやすい親しみ感があって、みんなを優しく包み込む優しさがあるし……女性としての魅力は、その辺の小娘じゃ太刀打ちできない程高いと思います。
それに、765プロには絶対に必要な人ですよ。実際、俺がいなくても事務所は回るけど、小鳥さんがいなかったら終わりです。
これからも色々迷惑かけるかもしれませんが、俺達のオアシスでいて下さい。】



小鳥「あ……えと……あの…………あ、ありがとうございましゅ…………」プシューーーッ

……要塞が聞いて呆れるわね。ま、おおむね同意してやるけど。アンタはアンタで魅力的なところあると思うし、間違いなく事務所に必要な存在だわ。

小鳥「うぅ……ありがとう、二人とも…………まさかこんなに嬉しい言葉を貰えるなんて、誕生日ってやっぱり良いものなのね……!」ウルウル

今さら何言ってんのよ……んで、おおむねって言ったのは

小鳥「プロデューサーさんだって、765プロに絶対に必要な存在だ……でしょ?」

ぐっ…………

小鳥「ふふっ♪」ニコニコ

……ふんっ!下手な謙遜なんて、なんの美徳でもないわよ。このバカデューサー!



小鳥「伊織ちゃん、随分ほっぺが赤く見えるけど……もしかして、ほろ酔い?」クスッ

っさいわね!あいにく私、まだ未成年だから!!ほら、次よ次っ!!



【この機会でしか渡せないこれを、小鳥姉貴に…
『間島P×赤羽根P本』『高木社長×黒井社長本』『ヤンデレの雪歩に死ぬまで愛されて眠れない本』
どうぞ、お納めくだされ…】



小鳥「こ、これは……!なんという、なんという珠玉の三冊……っ!!」ポロポロポロ

な、なに泣いてんのよアンタ…………え、なに?さっきのスピリタス、ひょっとして飲んじゃったわけ?

小鳥「違うの……別に酔ってるわけじゃないの…………ただ、あまりに尊すぎる光景と約束された萌えオーラに当てられて……自然とこう、涙が…………うぅ……うぅぅ…………!」

……その理由、どうせなら酔っててほしかったわ。

小鳥「プロデューサーさんっ!ありがとうございますっ!!後でたっぷりと堪能させていただきますぅ!!ぴへへへへ……マジアカかぁ。赤羽根Pの鬼畜メガネ責めもいいけど、やっぱり素材の味を活かすなら受けよねぇ。タカクロのリバはあり得ないし、やっぱり黒井社長の誘い受けが本当ごちそうさまですっていうか……あぁ、雪歩ちゃんのヤンデレっていうのも乙だわぁ。本物を知ってるとちょっと誇張しすぎに感じることもあるけど、やっぱりファンの視点から熱を持って描かれた雪歩ちゃんの姿には魂が乗ってるというか……ぴへっ……ぴへへへっ……ぴへへへへ…………♪」ブツブツブツブツブツ

はぁ……思わず前言撤回したくなるわね、この変態リトルバード。



ほーらっ。いつまでトリップしてんのよ!次を読むわよ!?ほらっ!!

小鳥「ぴよっ!?い、いけないいけない。お宝本は家に帰ってからの楽しみにして…………ど、どうぞっ!」



【男は小鳥さんぐらい「ちょっとお肉が余ってる」体の方が抱き心地好くて興奮すると思うんだ!】



小鳥「ぐさぁっ!!ぷ、プロデューサーさん!?一応言っとくと、それ全然褒め言葉じゃないですからね!?」

むぅ……別に男ウケなんかどうだっていいけど、私も少しはお肉を着けた方がいいのかしら。でも私、食べてもそんなに太らないのよねー。食べ歩いても食べ歩いても、全然お腹出たりしないし。

ねぇ、小鳥。どうやったらお肉って効率よく付くの?ちょっと教えなさいよ。

小鳥「そ、そんなの私だって知りたいわよぉぉぉ!私だって10代の頃はもっと……全部っ!全部お酒とおつまみがぁぁぁぁあああああっ!!」

お、落ち着きなさいよ。こっちは普通に疑問に思っただけなんだから……そういえば前に春香に同じことを聞いたときも、なんかスゴい顔されたわね。つい思い出しちゃったわ。



さて、小鳥が叫んでるうちに次のメッセージ……っ!!?



……あ、あー!どうやらこれが最後のメッセージのようね!それじゃ、読み上げちゃいまーすっ!



【お互い大人だからな、誕生日も楽しくいきたいよな
というわけで赤羽根Pとデュエットだ、知ってたらみんなもいっしょに歌ってもいいぞ!

あしーたがあるーさ明日があるー、わかーい僕には夢があるー♪】



あら、ムダに仕上げてきてるじゃない。バックで肉体美アピールしてる間島Pがちょっとウザいけど…………ほら、小鳥。どうせ叫ぶなら、一緒に歌ってきたら?

小鳥「うぅ……ぷ、プロデューサーさぁぁぁぁんっ!!私も混ぜてくださぁぁぁあああいっ!!」ドドドドドッ

あ、その前にほら!今日の主役としてバシッと一言!マイクに乗せて、どうぞっ!!

小鳥「プロデューサーさんっ!今日はたっっっくさんのメッセージやプレゼント、本当にありがとうございましたぁ!!プロデューサーさん達みたいな同僚がいて、伊織ちゃん達みたいな素敵なアイドルに囲まれて、私は世界一の幸せ者ですっ!!これからも……これからも音無小鳥、765プロのために全身全霊で働かせていただきまぁぁぁすっ!!くぅ……2×歳がなんだーーーっ!!最近落ちにくくなったお腹のお肉がなんだーーーっ!!ぴよぉぉぉおおおおおっ!!!」

……アイツ、やっぱりもう酔ってるわよね。ま、その方が都合いいんだけど。





【小鳥さんや小鳥さんや
お誕生日には伊織の部屋で見つけたやよ×いお本などいかがかな?】



このメッセージ、絶対に読まれるわけにはいかないもの……くっ、どうしてコレがこんなところに…………っ!

ち、違うのよ……これはネットでたまたま見つけて、当人として検閲してやろうと思っただけで……別にやましい気持ちで買ったわけじゃ………………そうよ。そもそも全年齢向けって書いてるし……何もやましいことなんか…………



小鳥「ほら、プロデューサーさんっ!赤羽根Pさんっ!まだまだ、もひとつまだ!こんなもんじゃ歌い足りないですよ!?あと間島Pさんっ!段々バテてきてます!その筋肉は飾りですか!?もっと熱くなりましょうよ!!」



……やましいことはないけど、とりあえず持って帰ろっと。むふふふふ……どこの馬の骨かは知らないけど、このサイレンスチックとかいう作者、やよいの描写がなかなか……むふふふふー♪

小鳥「あしーたがあるーさ、明日があるーーー!わかーいボク……わかーい……若い…………ち、ちくしょーーーっ!!」←【サイレンスチック先生】
小鳥誕生日伊織ちゃんメモ♪【05】