【小鳥さんへの誕生日プレゼントですか・・・
とりあえず羽が無いのに空を飛んでいるぴよぴよにはコスプレ用の天使の翼と悪魔の翼をプレゼントしよう。絶対に絵になる。(断言)
小鳥さんには名前と鳥の絵が入ったおしゃれな万年筆をプレゼントします。ぜひ使ってください。
(なんの落ちもないのはつまらないのでさっきの空き時間に小鳥の部屋のベッドには特注で作った等身大「変態仮面」のフィギュアを置いておいたよwwww帰ってきたときの反応が楽しみだwww)】
ぴよぴよ「ぴぃ?ぴぃっ♪」ニコッ
小鳥「きゃ~~~っ!プロデューサーさんっ!これはナイスプレゼントですよ!!エンジェルとデビル、どっちの私が好きってやつですね!?ダイスキスキスキどっち、ドキッラブアトラクションってやつですね!?ちなみに私はどっちもいただきますっ!!」フンスフンスフンスッ
ぴよぴよ「ぴ、ぴぃ…………」ヒキッ
小鳥、ぴよぴよが引いてるから。小鳥。
小鳥「はっ!?こ、こほん……プロデューサーさん、ありがとうございます。この万年筆もすっごくオシャレですし、是非使わせてもらいますねっ♪」ニコッ
はぁ、久しぶりにまともなプレゼントが来て、なんだかホッとしちゃった……あら、ちっちゃん。浮かない顔をしてどうしたの?
ちっちゃん「めぇ…………」ゲッソリ
はぁ?今日はオフだったから家でお昼寝してたのに、起きたら変な男の人形があってビックリしたって……なにそれ、アンタの夢じゃないの?
ちっちゃん「もーーー!もーーーーーっ!!」プンスコ
小鳥「ハリセンで粉々にしてゴミ袋に入れるところまでやったから夢じゃないって……わ、私の家でいったい何が…………!」
ま、まぁ帰ったら全部わかるんじゃない?とりあえず次よ、次。
【小鳥さん、プレゼント用意しました!
今までアイドル達に受け取ってもらえなかったプレゼントの詰め合わせ、名付けて「コトリバコ」!
どうです?今まで使ってもらえなかった「モノ」達のピンク色の怨念が見える様でしょう?来年はもっと大きな箱が必要かな?
とりあえず、あずささんに着てもらえなかった「例のセーター」を着てもらえませんか?】
ちっちゃん「も、もーーーっ!!」トテテテテテテテテ
ぴよぴよ「ぴぃぃぃいいいっ!!」フヨフヨフヨフヨフヨ
あ、こらっ!アンタのせいで、ぷち達が怖がって逃げちゃったじゃないの!ばかっ!
小鳥「コトリバコ……うぅ、学生時代に読んで眠れなくなったトラウマがががががが…………っ!」ブルブルブル
その話は知らないけど……よく見たらそんなに怖がるほどのもんじゃないわ。ほら、ただの余りものセットよ。このセーターなんて、あずさがドン引きしてたの覚えてるもの。
小鳥「こ、これは例のセーター!オタクの妄想だけじゃなくて、まさかこの世に実在したなんて……とりあえずコレ、貰っておきますね?」
え、なに。アンタ、まさかコレ着るの?
小鳥「いや、この後の女子会でネタになるかなぁって……あと、もしかしてあずささんも酔ったら着てくれるかもだし。ぴへっ、ぴへへへへへっ。」ニヘラッ
……男女問わず、やっぱりオタクってきもーーーい。
小鳥「い、伊織ちゃん!?それは色々な人を敵に回す発言よ!?ほら、これ以上禁止ワードを言う前に次にいきましょう!」
【小鳥さん、お誕生日おめでとうございます。というわけで、似たようなもので申し訳ないが、ラピスラズリのブローチです。まあ、使ってくれればうれしい。
貴方がいつか暗い道で行く先を見失ったとしても、星の明かりがあなたの道しるべになりますように。
…確かに伊織の言う通りキザったらしいセリフだし、正直僕には似合わない。どうあがいてもね。嫌味ではなく、実際に。
でも、アイドル業は例えるなら一夜の夢のようなものだ。夜のとばりが下りてから、朝のひばりが鳴くまでの間観客に夢を見せ、アイドルもまた夢を見る。
こんな職業だからね、職業柄才能もあり努力をしているのに、間が悪かったのか、運が悪かったのか。目が出ずに夢に破れて消えていく子も多くみてきた。僕は…僕もかつて夢に破れてこの業界に流れ着いたから、その苦しみはよくわかる。だからこそ、あなたたちがそういうことにならないように、っていう願掛けだよ。夢の終わりまで幸せでありますようにって。余計なお世話だったらごめんな。
…まあ、小鳥さんがアイドルかって言われると微妙だけれど、僕にとってはアイドルと同じく小鳥さんも大切な人だから。どうか幸せになってほしいと心から願う。
…僕の夢の時はどうだったかって?そうねぇ…腐るような、夢の終わりだったよ。】
小鳥「わっ……この宝石、藍色が深くて吸い込まれるようで…………こ、こんな素敵なもの、本当にいただいていいんですか!?」
あー、いいのいいの。これ、毎回恒例のやつだから。ついでにこのキメ台詞も、毎回恒例のやつだから。
小鳥「そ、そうなの?でも、本当に綺麗なブローチだわ……プロデューサーさん、ありがとうございます。に、似合ってます……か?」テレテレ
……ふんっ。なによ。デレデレしちゃって…………あー、もうっ!いちいちウェットなヤツね!アンタに願われなくたって、私たちは全員もれなく幸せになるに決まってるでしょ!?
そして、その中にはアンタも含まれてんのっ!過去に何があったかは知らないけど、これから今までのおつりがくるぐらい幸せにしてやるんだから!せいぜい覚悟してなさいよねっ!!
小鳥「ふふっ……だ、そうですよ?プロデューサーさんっ♪」
ほらほら、感傷的になってないで次のメッセージよ!
【小鳥さんに坐剤タイプのボラギノールと真ん中に穴が開いてるクッションをあげる。
なんか小鳥さん、内側のイボ痔に悩んでそうだから………。痔のときは体を冷やさないようにしたらいいらしいよ!】
……ま、それって事務員の職業病みたいなもんだって聞くしね。安心して?皆には秘密にしておいてあげる。
小鳥「違うわよ!?ぷ、プロデューサーさぁん!さっきみたいに詩的なことも言えるのに、どうしてすぐにこういうこと言っちゃうんですかぁ!!」
諦めなさい。それはコイツの持病みたいなもんで……ねぇ、ほんとに違うの?別にそういうのに偏見とかないし、もしそうなら素直に言ってくれたら……
小鳥「だ、だから違うんだってばぁ!!」
じゃ、次のメッセージね……あ、小鳥。ムリしないで座ってくれていいから。本当に。
小鳥「も、もーーーっ!伊織ちゃーーーーーんっ!!」
にひひっ♪やられっぱなしの伊織ちゃんだと思ったら大間違いなんだから!
【小鳥の誕生日プレゼントに俺が前立腺マッサージをしてやるよ。尻穴に指突っ込んで前立腺を刺激すると気が狂うほど気持ちええんじゃ
え?女だから前立腺はないだと?またまたご冗談を(笑)四の五の言わずケツ出さんかい!
夜中のテンションで思い付いた。反省も航海もしない】
航海はしなくていいから、反省と後悔はしまくりなさい。さぁ、床が抜けるぐらい土下座するのよ。
小鳥「そ、そこまでされても……もうっ。プロデューサーさん?私といる時ならともかく、そういうネタは伊織ちゃんのいる前では禁止です!」
普段どういう会話してんのよ、アンタたち……それにお尻は小鳥にとって弱点なんだから、そういうことしたら可哀そ
小鳥「い・お・り・ちゃ・ん?」ニッコリぐっ……そ、そろそろこの弄りはやめておきましょーっと!いつまでも同じことやってもつまんないしー?さ、次次っと!
【誕生日おめでとう、小鳥さん!恒例だけれど、旅行ペアチケットをどうぞ!行く日が決まったら休みを取れるよう調整するから、教えてくださいな。
行先は、羽生蛇村っていう田舎の村だよ。たまには都会の喧騒を離れてゆっくりするのもいいと思うんだ。
羽生蛇三大麺なる郷土料理もあるらしいから、楽しんできてくださいな。】
羽生蛇村ぁ?聞いたことないわね……っていうか、なんでアンタってマイナーな旅行先ばっかり持ってくるわけ?もっとメジャーどころを持ってきなさいよ!ニースとかっ!
小鳥「でも、マイナーだから悪いってことはないと思うわよ?ほら、プロデューサーさんの言った羽生蛇蕎麦っていうのもあ……る…………」
……輪ゴムのようなコシの麺と、唐辛子といちごジャムの効いたスープ。思わず目から血が出るほどの衝撃…………だってよ?
小鳥「……プロデューサーさん。あの、えーと……お気持ちだけ!お気持ちだけ受け取らせていただきますねっ!あはははは…………」
ま、懸命な判断よね。どうせ同じ田舎だったら、降郷村でビワ料理でも食べた方がいいと思うわよ?あのビワ漬け、なかなかの味だったわ♪
ほら、ちゃっちゃと次にいくわよ!