そう……ですか…………申し訳ありません。どうやら私が未熟者なばかりに、あなた様に不快な思いをさせてしまったようですね。
お恥ずかしながら、この期に及んで心当たりも思い浮かばず……優しいあなた様にそのような言葉を口にさせるような真似をしでかしておいて、真に恥ずかしく思います。
この体たらくでは……そう思われてしまっても仕方ありませんね。
これ以上あなた様の気分を害してしまうのは忍びありません。一度、席を外させていただければ。
改めまして、本日は真に申し訳ありませんでした。あな……プロデューサー。それでは、失礼いたします。
バタンッ
……私は愚か者です。知ってるではありませんか。あの方は本当に優しいお方であると。
敵であった私にも優しく手を差し伸べてくださり、また再出発する機会を与えてくださり……挫けそうなときも、心が折れてしまいそうなときも、いつもいつも……お前なら大丈夫だから……と…………俺がついてるから……と…………
それなのに……あのような…………あのような言葉を言わせてしまうなんて……わ……私は……なんっ……なんとお詫びをすればよいか……うぅ……うぅぅぅぅっ…………!

あなた様……あなた様……っ…………!ごめんなさい……ごめんなさい…………
あなた様に嫌われてしまっては……私はもうどうすれば……うっ……くっふ…………ごめんなさい……あなた様……ごめんなさい……ごめんなさい…………っ……!