今回も始めるわよ!『伊織ちゃんメモ♪』特別企画、千早の誕生日へのお祝いコメントを返信していくわ!
千早「プロデューサー、今回はわざわざ私のためにありがとうございます。ですが……どうやらメッセージをたくさんいただいたので、私の歌の時間は残されていないようです。それは少しだけ、残念かなと…………」
はいはい。そんな口元がニヤけた状態で何を言っても説得力ないわよ?素直じゃないわねぇ。
千早「えっ!?う、嘘っ……!」バッ
うん、嘘よ?でもその様子だと……にひひっ♪これ以上主役をイジめたら可哀想よね~♪
千早「なっ……くっ!み、水瀬さん!?そういう冗談はよくないと思うわっ!」プイッ
あははっ!ごめんごめん。それじゃ、まずはフライング組から返信していくわね。それぐらい熱い気持ちを持っていたってことだし、張り切っていくわよー!
【千早の誕生日近いし、祝って良いんだよね】
【実は千早、雪歩Pなんですよね。だから千早の誕生日を祝うけど良いよね?】
まだ誕生日の数日前だっていうのに、連日念を押すように届いたのがコチラの2通よ。ちーはやっ!随分と愛されてるわねー?
千早「そ、そんな……私には勿体ないです。でも、プロデューサー。その……ありがとうございます。いつも気にかけてくださっているのに、こんなことまで…………貴方みたいな人がプロデューサーで、私は本当に幸せ者ですね。」ニコッ
ふふっ……アンタ、そんな笑顔もできるようになったのね。なんだか気分がいいから、2通目の『実は千早、雪歩P』っていうのは目を瞑ってやるわ。ちゃんと伊織ちゃんのことも大好きになること!いいわね?
千早「萩原さんですか……プロデューサー、もし誕生日ということでワガママを聞いてくださるなら……もう一度彼女とステージで歌わせてほしいんです。『Little Match Girl』を収録した時、萩原さんの透明感のある包み込むような声質に魅了されてしまいました。今後も機会があるなら、是非。」
あらあら、これは雪歩も大変だわ。千早にここまで言われたら、本気でやるしかないものね……プレッシャーで穴に埋まらないかしら。
千早「そこは心配といえば心配だけど……萩原さんの芯の強さ、私はよく知ってるもの。きっと最高のレコーディングが出来るって信じてるわ。」
ま、そこら辺の手綱さばきは任せるわよ。ちゃーんと雪歩をリードしてあげなさいよね!
さて、次もフライング組ね。えーと……なになに…………
【やはり二十歳を越えるとダメだな。年のせいか記憶が曖昧だ。不安だから念のために。千早、誕生日おめでとう!全てを千早に捧げようじゃないか】
ま、また随分情熱的なメッセージが届いたわね……ほら、千早。そんなに顔を赤くしてないで、ちゃんと読んであげなさいよ。ほらほら。
千早「か、からかわないでちょうだい!そ、その……ありがとうございます。プロデューサーがそこまで私のことを思ってくださるなら…………私も、この身を委ねるしかありませんね。私のアイドル人生全てを、貴方に捧げます。どうか最後の最後まで、添い遂げていただければと…………」
……ね、ねぇ……二人の世界に入ってるところ悪いんだけど、その…………は、恥ずかしくない?なんか聞いてるだけで顔が熱くなってきたっていうか…………
千早「は、恥ずかしいに決まってるでしょ!?こんな嬉し……情熱的な告白は初めて受けたんだもの!そんなの……そんなの…………うぅ…………」シューーー
はぁ、クールな歌姫はどこへやら……って感じね。さて、フライング組はどうやらここまでみたいよ?次からは期間中に送られてきたメッセージを……あー、これは…………
千早「な、なに……?いったいどんなメッセージが届いているの…………?」
いや、良いメッセージだと思うわよ?ただ……もう少しアンタの真っ赤な顔、続きそうだわ。
それじゃ、発表しまーす♪千早「えぇっ!?ちょ、ちょっと!これ以上は私の心臓が…………み、水瀬さん!残りのメッセージは一人の時にゆっくり読むから、どうかこれ以上は」