今回は『伊織ちゃんメモ♪』特別企画!亜美と真美の誕生日へのお祝いコメントを返信していくわよ!

亜美「んっふっふ~♪とうとう来たねぇ!全国の兄ちゃん姉ちゃん待望のこの時がっ!」

真美「見て見てっ!このどっちゃり入ったメッセージボックス!これってぇ……真美たちの人気の賜物ですかなぁ!?うっしっし♪」

ったく、調子に乗っちゃって…………アンタたち、まさか知らないわけじゃないでしょ?今まで何人のアイドルが、コイツの変態メッセージの被害にあってきたのか。

亜美「まっさかー!亜美たち、まだピチピチの中学1年生なんだよ?そんな煙たいメッセージなんてくるわけないじゃーん!」

真美「いおりん、知ってる?中学1年生に明太メッセージを送ったら犯罪なんだYO!つまり、真美たちは法律に守られた存在なのだー!」

……ま、そうよね。いくらなんでも、こんなガキンチョ相手にそんなのくるわけないか。



じゃ、早速読み上げるわよー?

亜美「おっけ!ばっちこーい!!」

真美「へいへいへい!いつでもこいや→!」



【ゲーム好きの亜美真美にはこのserial experiments lainというゲームを贈ろう、これは多くの人間を引き込んだ感動の作品だ、ぜひ楽しんで欲しい】



亜美「お、いきなりゲームのプレゼントじゃん!あんがとねっ♪」

真美「ふむふむ……いわゆるレトロなシナリオゲーってやつですかな?エアコンの利いた涼しい部屋で、のーんびりプレイしてみよっと!」

ねぇ、なんか検索すると鬱ゲーとかグロとか出てくるんだけど……本当に大丈夫なやつなの?

亜美「ほーん、なるほどねぇ……んじゃ、あとで皆とお泊まりする時にやろっかな!暗~い気持ちも、皆で共有すれば怖くないっしょ!」

真美「兄ちゃんは真美たちがプレイしてる横で、ちゃーんとシナリオとか説明してよねっ。全力でサポート、よろよろ~♪」

うぇぇ……なんで楽しくお泊まりしてる時に、そんな鬱々とした気分にならなくちゃいけないのよ…………まぁ、一応誕生日プレゼントだし付き合ってやるけど。



んじゃ、次のメッセージを読み上げるわよー?



【亜美ちゃん真美ちゃんお誕生日おめでとう
お祝いこのスーツの胸元を開いて、人間の体と、鳥の頭のちょうど境目を見せてあげよう】



亜美「こ、これは……真美、先に見せてもらいなよ。ほら、真美って境目を見るのが趣味みたいなところあるっしょ?」

真美「うぇっ!?なにその限定的な趣味!あ、亜美こそ先に見せてもらいなよっ。そもそも真美、どっちかっていうと麒麟のが好きだしっ!」

ったく……ネタのオマージュでもなく丸パクリってどうなのよ。それにアンタの場合、鳥じゃなくてPヘッドとの境目でしょ?

亜美「そうだよ、兄ちゃん!そんなんじゃ松ちゃんに60点ぐらいつけられて、会場全体がお通夜みたいになっちゃうよ!?ボクはあまり面白いと思わなかったんですけどって!!」

真美「うんうん。きっと上沼のおばちゃんも激怒して、兄ちゃんなんか最下位にされちゃうんだかんね!?そして数年後に、どうしても笑わせたい人がいるって掴みが受けてチャンピオンになっちゃえばいーんだ!!」

最終的に成功してんじゃないの……と、とにかく誰もそんなキモいもん見たくないってこと!だからさっさとスーツを正しなさいよね!?



ったく、次のメッセージはっと…………



【ハッピーバースデー亜美&真美
亜美には昨日の出来事を変えられるスイッチ(例えばテストで0点取っても100点取れたことに出来る)を、真美には未来の出来事を思うままに作り出せるスイッチをあげよう】



亜美「なにそのチートアイテム!そんなんマジでくれんの!?」

真美「もう真美たちチーターじゃん!勝つる……これで学校のテストにも勝つるんだっ!!」

はいはい、そんな夢みたいなこと言ってないの。アンタもそういう子供騙しみたいな嘘、バカバカしいからやめなさいよね?

亜美「んもうっ!いおりんったらノリが悪いんだから……冗談って分かってても、それでも全力で乗っかるのが765プロのアイドルってもんっしょ?」

真美「せっかく兄ちゃんとチーターになろうごっこしてたのに……いおりんのリアリスト!黙れドン!」

ドンって口で言ってんじゃないわよ!だっさいわね!!

真美「あんれぇ?ひょっとして真美……また何かやっちゃいました?」

亜美「ただの双子だと思ってた亜美たちが765プロに入ったら、実は前世で世界を救った勇者だったことが発覚して金銀財宝満漢全席食べほ→だいでチヤホヤされまくっちゃった件~ついでに水瀬のお嬢様もメロメロにしちゃったZE!~」

あぁ、もうっ!プロデューサーだけでもウザいのに、アンタらがいるとボケが渋滞してクドいのよっ!このバカトリオ!!



ほら、ちゃっちゃと次に……って、はぁぁぁあああ!!?



【亜美、真美誕生日おめでとう!プレゼントって訳じゃないけど、「ふたみなせ」でキング・オブ・コントにエントリーしてきたぞ。ネタは一緒に考えるから、伊織のツッコミを生かして、765プロの名前を業界に轟かせてくれ!】



きゃ、却下!却下よ、却下!!いったいどの業界に何を轟かせようとしてんのよっ!!

ってかコレ、春香の時にも似たようなメッセージきたじゃない!私、その時にちゃんと断ったわよね!?

亜美「も~~~っ!アレもダメ、コレもダメって……いおりんちょっとワガママすぎっしょ!これ、亜美たちへのプレゼントなんだけど!?」

ばかっ!アンタたちだけ恥を晒すなら黙ってるけど、ばっちり私もかかわっちゃってるじゃない!私だって口出す権利ぐらいあるでしょ!!

真美「う~ん……でも、真美たちもあみまみちゃんのネタ書き下ろさなくちゃだし、さっき貰ったゲームもやんなくちゃだし…………新ネタおろす時間とるの難しくない?」

亜美「あ、そっかー。まぁこれで二回戦敗退とかだと、亜美たちの今後に影響しそうだしね…………どうする?さっきの境目ネタ、ちょっと借りちゃう?」

はい、そこっ!ネタの盗用なんて最低よっ!!自分で頭を使って作り出したネタだからこそ、受けた時が最高に気持ちいいんじゃない!!アンタたちにはプライドってもんがないわけ!?

亜美「じょ、冗談だってば!そんなことしたら、亜美たち芸人さんと共演できなくなっちゃうし!」

真美「ってか、最終的にいおりんが一番熱っぽいってパティーンじゃん…………」

ふんっ!やるからには頂点を目指さなくちゃ意味ないってことよ。だから、プロデューサー。今回もきっちりお断りさせてもらうわ!



ほらほら、次のメッセージ……え、えぇ!?
亜美真美誕生日伊織ちゃんメモ♪【01】