亜美「っかー!兄ちゃん、まーた亜美たちのこと呼び間違えちったか→!っかー!」

真美「んもうっ!今は入れ替わりとかしてないのに、ナチュラルに間違えるとか失礼っしょ→!……ま、でも全部間違いってわけじゃないんだけどねぃ。」

亜美「うん。実はね?ちっちゃい頃に入れ替わって遊んでたら、段々わけわかんなくなってきちゃってさ。自分が亜美なのか、それとも真美なのか。」

真美「自分が真美なような気もするし、亜美なような気もするし……いやぁ、あのときは焦りましたなぁ。亜美って話し掛けたら、亜美はそっちでしょって言われちゃって。」



亜美「最初は亜美がふざけてるだけだって思ったんだけど、もう真美ったらめっちゃ真面目な顔してて……ん?亜美?真美?」

真美「んー、まぁどっちでもいいっしょ→。でねでね?結局、そのあとママが真美を真美って呼んで、真……亜美を亜美って呼んだから、もうそれでいっかーって。」



亜美「それ以来、亜美は亜美で。」



真美「真美は真美で生きてきたの。でもね?」



亜美?「今でも私は真美なのか」



真美?「私は亜美なのか」



亜美?「ぶっちゃけよくわかんないんだ。」



真美?「兄ちゃんが真美を亜美って言うならそれでもいいし。亜美を真美って言うならそれでもいいし。」




「ねぇ、兄ちゃん。もういっかい聞くね?」




「私は亜美?」




「私は真美?」





「ねぇ、どっちどっち?」





「なんか私たちもわかんなくなってきちった。」





「ねぇ、兄ちゃん。教えてよ。」





「ねぇ、兄ちゃん。答えてよ。」









「「どっちが亜美で、どっちが真美だと思う?」」










亜美「と、言うわけで!亜美真美兄ちゃんによる『本当になかったちょい怖い話』お~わりっ☆」

真美「続きましては、いおりんとやよいっちによるショートコントだYO!さぁ、今回の余興合戦も盛り上がっていこ→!」

盛り上がるかぁ!なに私たちの直前で、会場をドン引きさせてくれてんのよ!!これじゃウケるもんもウケないじゃない!!

やよい「あ、あの……真……え、亜…………う……うぅ…………?」

亜美「んっふっふ→♪さぁ、どっちどっちー?」ニヨニヨ

真美「真美は真美ー?それとも亜美かもよー?」ニヨニヨ

こ、こらっ!これ以上やよいを混乱させないで!!
亜美と真美を間違える