ふっふっふっ……きましたね。プロデューサーさん。悪の大魔女・詩花の部屋へ。

私、ずっとこうしてみたかったんです。やっぱりココは765プロで、私は961プロの人間だから……心のどこかで、こんなこと勝手にしちゃダメだって我慢し続けてきたんですけど…………ごめんなさい。もう我慢、できなくて。

ねぇ、プロデューサーさん。目、瞑っててくれますか?私のことを信じて……ね?





……ふふっ。そうそう。それでいいんです。やっぱりプロデューサーさんって、本当に良い人なんですね。

本当に良い人で……だから、こんな風に私に騙されちゃうんですよ?ぷーろでゅーさぁ…………さんっ!







ぱんぱかぱーん!ハッピーエイプリルフールっ♪



ふふっ。驚いてくれましたか?もう私、こういうイベントすっっっごく大好きでっ!!

でも961プロでこんなことやったら、パパから『くだらん馴れ合いをするんじゃなーい!』ってお小言もらっちゃいますし……765プロさんでやるのは流石に悪いかなぁって、ずっと悩んでたんですけど…………伊織ちゃんに相談したら、すぐにオーケーしてくれて!

どうやら伊織ちゃん、今日は三淑女会の新年度決起集会を開くみたいですよ?それで……こほん。『そういうわけで私は忙しいから!詩花、あの下僕の面倒は頼んだわよ!?煮るなり焼くなり蒸すなり、好きにしてちょうだい!』…………って言われちゃいました。あはは…………



というわけで、プロデューサーさん。今日は一日、いつかみたいに私のアドバイザーさんになってくださいっ。

もちろん私のこと、担当アイドルだと思って接してくださって構いませんから……私も日頃から961プロでビシバシ指導されてますし、厳しいご指導やアドバイスにも絶対についていってみせます!

だから……今日はよろしくお願いしますね?私の、プロデューサーさんっ♪えへへっ♪
ハイムリヒカイト【詩花】