あら、アンタ……どうしたの？お茶のおかわりならもう結構…………あ、うん。ありがと。なんとか二人には認めてもらったわ。

……あぁ、この娘？この娘、ウチで雇ってるメイドのひとりなんだけど、前からよく相談に乗ってもらっててね。普段から仲良いのよ。

例えば？えーと、学校生活のこととか、アイドルのこととか……あ、アンタとのこととか…………って、そんなこと今はどうだっていいのっ！



あ、そうだ。ちょっと、アンタ。パパ……こほん。お父様とお母様に聞いてきてちょうだい。いったいいつまで待たせる気なんだって。早くしないと、プロデューサーがセレブな空気に当てられて倒れちゃうじゃない。



へ？二人から私たちへのクリスマスプレゼントを預かってきたって……え、なによ。この鍵。

……案内するから着いてきてくれって……ちょ、ちょっと！どこに行くつもり…………

プロデューサー！よくわかんないけど、ぼさっとしてないでアンタも着いてなさい！

【あ、あぁ…………】