あら、彼女さん。もう完全にご機嫌モードってわけですかぁ?
美希「ち、違うもん!これは、その……ミキがいいなって思ったアクセサリーをプロデューサーが当てたから、ちょっと試してあげようかなって思っただけで…………べ、別にプロデューサーに気を許したわけじゃないからね?勘違いしないでね!?」
はぁ……あれね。よく知らないけど、これがツンデレってやつなのね。
美希「でこちゃんにだけは言われたくないよっ!それでこのシーンは……この服、ミキに似合うと思うか聞いてみたの。ねぇ、ちなみにでこちゃんはどう思う?」
んー、ちょっと子供っぽいんじゃない?別に似合わないことはないけど、めちゃくちゃ似合ってるってわけじゃないわね。
美希「……当たり。ミキもそう思ったの。あと、プロデューサーも…………」
ふふっ……さすがは彼氏さんね。ほらほら、彼女も大満足って顔してるわよ?にひひっ♪

美希「……なんか今日のでこちゃん、ちょっとムカつく。ミキのこと弄りすぎだって思うな!なんなの!?なんなのなの!?」プンプン
ふんっ。日頃の仕返しよ。これぐらいの弄り、アンタが普段私にやってることと比べたら何てことないんだから。
美希「ミキのは愛のある弄りなの!一緒にしないでほしいな!!」
私だって愛のあ……ないけど!別にアンタのことなんか好きでもなんでもないけど!!
美希「ふふーん!やっぱりでこちゃんの方がツンデレだって思うな。ほらほら、伊織。ミキのこと……好き?」
うっ……そ、その…………あ、ほら!なんかまた不機嫌になっちゃったわよ!?何かあったのかしらー。
美希「ちぇっ、せっかく普段どおりのでこちゃんになりそうだったのにー。えっと……あぁ、この時も竜宮小町のポスターが目に入って辛くなっちゃった…………っていうか、竜宮小町売れすぎ!さすがはミキの目標なの!」ムキーッ
め、珍しい怒り方するわね……んで、次はどこに行ったわけ?
美希「次は……ミキの一番お気に入りの場所だよ。ほら、でこちゃんも知ってるでしょ?」
……あぁ、ここね。美希のお気に入りの場所がどこかっていうと……
次のシーンで!