真「い、伊織……大丈夫?なんかこう、張り詰めたものを感じるんだけど。」

……真。もし私が次に暴走しそうになったら、殴ってでも止めてちょうだい。私とやよいとの友情がかかってるの。頼むわよ。

真「うぅ……変なプレッシャーかけないでよぉ…………えっと、このシーンは春香と響のチアリーディングだね。竜宮小町やJupiterとは違って、他の事務所のアイドルたちと合同ステージだけど…………しっかり見せ場は作ったんじゃないかな!」

春香……アイツ、普通に立ってること出来ないのかしら。せめてパフォーマンス中にコケるならわかるけど…………

真「あはは……それも春香のプロ意識なんじゃない?それにしてもJupiter、凄い人気だったよね。」

ま、ほんとムカつくけど、この時はぶっちゃけ私たちより格上だったもの。人気といいパフォーマンスといい…………ま、今はぜんっぜん私たちの方が上だけどね!ふんっ!

真「へへっ!伊織のそういう勝ち気なところ、嫌いじゃないよ!んで、このステージの後は待ちに待ったランチタイム!……なんだけど…………」

あんまりショボすぎて声も出なかったわよね。なによ、あのエビフライ。芝エビでも揚げてるのかと思ったわ。

真「うーん……予算削減はわかるけど、お昼をガッツリ食べないと午後の競技でも力が出ないし…………でも、そんなボクらの下に救世主が!じゃじゃ~~~んっ!」





876プロの三人ね!差し入れってことで、豪華なお弁当を分けてくれたのよ。こっちは本物のエビフライだったわ♪

真「人数が足りないからって午後の競技には出なかったんだけど……持つべき者は友達だよね!おかげで充電満タン!フルパワーさ!」

あ、そうそう。今度876プロにも声をかけて、遊びに来てもらおうと思ってるわ。プロデューサー、その時はちゃ~んとおもてなしするのよ?皆いい子たちなんだから!

真「うんうん。事務所は違うけど、皆もボクらの仲間だもんね!それじゃ、次に進みましょう!
アニマス1006