あずさ「伊織ちゃん!亜美ちゃん真美ちゃん!も、もう収録は終わったわよね?ね?」
あぁ、あずさ。そう思ってたんだけど、なんかまだ続きがあるみたいなのよ。あと少しで終わると思うから、もうちょっと待ってて……
あずさ「そ、それがね?律子さんが緊急の用事があるみたいなのよ。竜宮小町に関係するお話かもしれないから……今日はこの辺で終わりにしない?」
あら、本当?うーん……なら仕方ないわね。ほら亜美、行くわよ。
亜美「うぇ~い……ま、まさかお説教とかじゃないよね?亜美、最近はぴゅありんって良い子にしてたと思うんだけど…………」ブツブツ
真美「二人とも、いってら~。真美はもうちょいここで見てくからさ。」
あずさ「えぇっ!?あ、えと……そ、そうだ!真美ちゃんにもね?あの……ゆ、雪歩ちゃん!雪歩ちゃんが用事があるみたいだったわぁ。ほらほら、早く行ってあげて?」
真美「ほぇ?ゆきぴょんが?いったい何の……え、まさか……今日ちょっとイジりすぎたことを怒ってるとか…………?い、いや……でも愛のあるイジりだったし…………あ、あずさお姉ちゃん!あとは任せたかんね!うぅ……ゆきぴょん、怒ってなきゃいいなぁ…………基本優しいけど、怒るとめちゃ怖いし長いんだよねぇ…………」トボトボ
あずさ「怒ってはいないようだったから、の~んびり行って大丈夫だと思うわよ~!……さてと。」
あずさ「……三人とも、ごめんね。真犯人は貴音ちゃんでも、美希ちゃんでもないの。ほら、サスペンスでもよくあるじゃない?アリバイがあると思ってた人物こそ、実は一番怪しいって……ふふふっ……ふふふふふっ…………あーっはっはっはっはっはっは!!!」

あずさ「こ、こんな情けない姿……皆に見せるわけにいかないじゃない…………!このあと血の滲むようなダイエットをしたし、差し入れのフリをしてゴージャスセレブプリンを買い直したから……どうか、許してちょうだい。」
ゴソッ
あずさ「はっ!?ぷ、プロデューサーさん!?どうしてゴミ袋なんかに…………あ、あの……この件はどうか…………どうかご内密にお願いしますぅぅぅ!な、なんでもしますからぁっ!!わ、私……最年長なのにこんな…………お、お願いですからぁ…………!」グスン
あずさ「ふぇ……?身動きが取れないから、ゴミ袋から出してほしいって…………そ、そんなことでいいんですか?……くすっ。やっぱりプロデューサーさんって、すっごく優しい方ですね。なんだか安心しちゃいました…………あ、はいはい~。今すぐ解きま~す♪」