亜美「ゆきぴょんから重要な証言を貰った亜美たちは、一気に犯人を追い詰める!……つもりだったんだけど…………」

真美「くぅっ!ここで上からの圧力が掛かって…………そりゃないっすよ!りっちゃんデカチョー!」

亜美「事件は会議室じゃないっ!現場で起こってるんだ→っ!!」



真美「……ま、普通に竜宮小町がラジオ収録しに出発しなくちゃいけない時間だったからね。ちかたないね。」

亜美「いおりんがいないのにボケ続けたら、全然話が進まないもんね。ちかたない。ちかたない。」

真美「真美たちも大人になりましたなぁ…………んで、亜美の無念を背負って真美は現場に張り込むんだ。あんパンと牛乳を持ち込んでね♪」

亜美「おぉっ!これめちゃ面白そうじゃん!今度亜美もやーろうっと♪」

真美「あーっ!真似っこだ→!亜美の真似っこ!マネマネの実のマネマネ人間っ!」キャッキャッ

亜美「ふふ→ん!真似っこじゃないも→ん!亜美なんて、あんことジャムの二色パン買っちゃうもんね!」キャッキャッ



真美「……先進もっか。」

亜美「……そだね。いおりんは……あー、まだ兄ちゃんシバいてるよ。ってか、あれ兄ちゃん?もう原型留めてなくない?」

真美「ま、自業自得っしょ→。んで、ここで聞かれるんだ。真美は亜美と一緒にいる時間が減ってつまんないかって…………そんなの、つまんないに決まってんじゃん。ずっと二人で一人だったのに、なんだかバラバラになった気がしたし……クラスの男子からも、妹ばっかり売れてるってからかわれるし…………」

亜美「真美……あ、あのね!?クラスのへなちょこ男子の言うことなんて、全然気にすることないっていうか…………」

真美「だからっ!」

亜美「!?」





真美「だから、兄ちゃんに頼んだんだ。亜美が忙しいのはいいことだから、早く真美のことも同じぐらい売れっ子にしてねって。だって、真美が隣にいる時の亜美が、亜美の中で一番の亜美だって知ってるもん!それは真美も一緒!亜美と一緒だと、いつも真美史上サイキョ→の真美でいられるし!」

亜美「……っ!…………そ、そんなの当たり前っしょ!亜美と真美は二人で一人だけど、二人で百人力だもん!双子史上サイキョ→無敵コンビの亜美たちには、どこの誰だって敵わないもんね!」

真美「うんうん!とりあえず……今度学校に行ったら、二人で男子シバいちゃおっか!」

亜美「うんっ!実は亜美も真美に比べて子供っぽいとか言われて、ちょ→ムカついてたもん!アイツ、オナショーだからって調子乗りすぎ!いおりんばりにメッタメタにしちゃうかんね!」



キイッ……バタンッ

はぁ、スッキリした♪二人とも、ごめんね?ちょーっと教育が長引いちゃって……なによ、随分ニコニコしてるじゃない。そんなに面白いシーンだったの?

亜美「んーん。なんでもないっ!」

真美「ま、双海シスターズの秘密ってことで!ほんじゃ、いおりん?サボってた分、こっからはキリキリ働きなさ~~~いっ!」ビシッ

亜美「おぉっ!さすが真美。いおりんのモノマネ、さらに上手くなってんね!……べ、別に褒めてるわけじゃないのよ?勘違いしないでちょうだい!」プイッ

真美「うぉっ!亜美も激似じゃん。これは真美もうかうかしてられませんな~!」

ぜ、全然似てないわよ!ったく、相変わらず騒がしいんだから…………それじゃ、次に進むわよ?

二人「「ぶ、ラジャ→→→!!」」
アニマス0907