亜美「灰色の脳細胞と七色……いや、七彩ボタンの変幻自在な顔!」
真美「じっちゃんの名に懸けて、月に代わってオシオキよっ!」
二人「「せくち→美少女探偵、亜美&真美!見・参っ!!」」ドバーンッ!!
きゃっ!ちょ、今背後が光らなかった!?なによ、このムダな演出!なんかコイツらに対して、さっきからスタッフ甘くない!?全員ロリコンなんじゃないの!?
亜美「まぁまぁ、細かいことは気にしないの!ってなわけで、ここからは亜美と真美の二人が大活躍!ゴージャスめか……あり、セレブ?そだっけ…………セレブプリンを食べた犯人を捕まえようと頑張っちゃうっぽいよ!」
真美「そうそう!そして犯人探しの基本は、地道な聞き込みからだよね。ってなわけで、注目の第一容疑者は…………」
二人「「やよいっち!!」」

は、はぁ!?ちょっと!ウチの事務所が誇る純真無垢な天使相手に、アンタらごときが何を因縁つけてくれてのよ!張っ倒すわよ!?
亜美「いおりん!そ→いう固形燃料がよくないんだYO!だってゴージャスなセレブだよ!?いっちばん縁の遠そうなやよいっちを疑うのは捜査の初歩の初歩っしょ!」
それを言うなら固定観念よっ!とにかく、やよいは無実……いえ、万が一やよいが食べたとしても、そんなの不問よ!不問っ!ゴージャスセレブプリンを買ってきたのは私なんだから、私が白って言ったら白なのっ!さっさと天使を解放しなさ~~~いっ!!
真美「んもうっ!いおりんってば、やよいっちのこと好きすぎっしょ→!そんな心配しなくても、すぐに容疑が晴れたの知ってんじゃん?」
うっ……た、確かにやたら解放が早かった気がするわね…………なに?何かアリバイでもあったの?あまりに天使すぎることとか?
亜美「……やよいっちのお家ね?毎月第三水曜日はちらし寿司の日なんだって。」
はぁ?お寿司とプリンの何が関係あるのよ。
真美「……その日にね?ウニの代わりにプリンに醤油をかけたヤツを食べるんだって。ウニの味がするからって。」
…………え?
亜美「ね、犯人じゃないっしょ?」
真美「ぶっちゃけ内心気まずかったよね。なんか開けてはいけないサントラの箱っていうか、高槻家の闇を見ちゃった気が…………」
……それを言うならパンドラの箱よ。ま、まぁ何であれ容疑が晴れたならよかったわ!
さ、次のシーンにいっきましょー♪きゃはっ☆亜美「いおりん、一瞬凄い顔してたよね。やよいっち関連であんな顔になったとこ、初めて見たよ。」ヒソヒソ
真美「いやぁ、これはムリないでしょ……いおりんには責任持って、やよいっちに本物のウニの味を…………いや、それはそれで残酷なのかも。」ヒソヒソ
はい、そこっ!ムダ話しないっ!!