……え?なんでアンタ、観覧車なんかに乗ってるわけ?タクシーはどうしたのよ。
あずさ「それが……タクシー乗り場の列かと思ったら、観覧車の列だったみたいで…………すっごく良い眺めだったし、今度はゆっくりプライベートで遊びにいきたいわぁ。」
……はぁ。もうツッコミ疲れちゃったわよ。むしろアンタらしくてホッとしてるまであるわ。慣れって怖いわね。
あずさ「あはは……でも、観覧車に乗ってたら港に向かう花嫁さんを見つけてね?急いで追いかけなくちゃ~って。これも観覧車に乗ったおかげだし、なんだかすっごくラッキーよね!うふふっ♪」
ま、これぞ怪我の功名ってやつよね。あ、また場面が変わった。

……あずさ、パース。もう今日の分のツッコミは使い果たしちゃったから。
あずさ「えぇ~?そ、そんな急に言われても……えっと…………ま、真ちゃん!金華ハムがもったいないわよ!?……とか?」
うん、悪くないわね。欲を言うと「金華ハムで戦うってなによっ!」とか「この光景を見た人の心境こそ『迷走Mind』だわっ!」とか「当たり前のように売り物のお皿を投げるって、アンタの倫理観どうなってるわけ!?」とか、この辺も欲しいわね。ツッコミ役としては。
あずさ「なるほど……流石は伊織ちゃん、頼りになるわぁ♪」
まぁね。
さ、次にいくわよ。もう疲れてきたから、残りは最後までこんな感じでいくことにするわ。