そして、いよいよ高槻家到着ねっ!うん、これぞ庶み……一般的な住宅って感じがするわ。ほ、ほら!二階建てだしっ!
やよい「……ジャンバルジャンのお家より小さいけどね。」ポソッ
うぐっ……わ、悪かったわよ。つい口が滑ったというか…………
やよい「別に怒ってないもーん。つーん。」
え、えっと……あ、ほらほら!高槻家の皆よっ!やよい、紹介よろしくー!

やよい「えと、左からかすみ、長介、浩三、浩司、浩太郎ですっ!これに私を加えた四男二女の六人と、お父さんとお母さんの八人で暮らしてまーっす!」
改めて見るとやっぱり大家族よねぇ……正直さ、一人の時間が欲しいなって思うこととかないの?
やよい「うーん……ないかも!皆といた方が賑やかで楽しいし、一人でいるとなんだか寂しくて…………えへへ♪」
そっかぁ……ま、私の家に泊まりに来た時もホームシックにかかってたもんね。夜中にいきなり私の部屋に
やよい「伊織ちゃん!今日はちょっとイジワルだよ!?そ、それは二人だけの秘密だよって、私お願いしたよっ!?」
わわっ!ご、ごめん……あまりに微笑ましいエピソードだったからつい…………
やよい「まったく……めっ!だからね?」
はい……
じゃあ、次に進みます…………