ぜぇ……ぜぇ……や、やっと千早に帰ってもらえたわ…………っていうか!このスタジオの警備体制どうなってんのよ!今のって放送事故なんじゃないの!?
貴音「仕方ありません……先ほどの千早の気迫は並々ならぬものがありましたから。それでは響、気を取り直して進行をお願いします。」
響「わ、わかったぞ!んと、海でいっぱい遊んだ自分たちは、本日のお宿に泊まりに行ったんだぞ!……この旅館、あんなに大きなホテルが横にあって大丈夫なのかな。」
ま、まぁ何とかなってるんじゃない?こういう宿って地元の常連客も多いっていうし。
貴音「風の噂ですが……私たちが泊まったことがふぁんの間で有名になって、今では盛況なようですよ?あの時の心暖まるもてなしに、どうやら恩返しが出来たようでなによりです。」
へぇ、それなら安心ね!流石は私たち♪……って、あずさはブレないわねぇ…………貴重品を金庫にって言われて、迷わずハム蔵を入れようとするなんて。
響「ハム蔵、珍しく泣いてたからな。『死ぬかと思った……』って何度も呟いてたぞ……温泉でリフレッシュできたみたいだけど。」
貴音「さて、続きましては……ふふっ♪皆で囲むばーべきゅーの味、真格別でしたね。」

響「うんうんっ!自分の捕まえた魚も美味しかったでしょ?やっぱり皆で食べると、美味しいものももっと美味しくなるよねっ!」
にひひっ!確かにそうよね♪海風を感じながら食べるお肉やお魚やお野菜……グルメな伊織ちゃんも、思わず合格点を出しちゃうぐらい美味しかったわ。
響「バーベキューが終わった後に皆でした花火もすっごく楽しかったし……ううっ!行きたいっ!またあの時の海に行きたいぞー!!」ピョンピョン
貴音「えぇ、本当に懐かしいですね……雪歩が取ってくれたとうもろこしも、実にじゅーしーな甘さが口いっぱいに広がって……ふふふっ♪」ジュルリ
な、なんか微妙に感想にズレがあるような気がするけど……あ、ほら。お喋りで盛り上がってる間に、もう次のシーンに……
はぁぁぁあああああっっっ!!?