あら、ニ度目のボーナスステージは響に勝ったのね。凄いじゃない！

千早「これは我那覇さんが料理に集中していてスタートが遅れたからで……もしかすると、落ち込んでいた私に気を使ってくれたのかもしれないわ。彼女もすごく優しい人だし。」

あぁ、あれで案外気遣うタイプだもんね。ま、単純なアイツがそこまで気を回せるかは怪しいけど……へぇ、アンタもよく頑張ったわね。こんなに大きな声で『取ったゲロー！』なんて……やっぱりアレね。発声がしっかりしてるから、しっかりスタジオ中に響いてるわね。

千早「うっ……こ、これは皆が言えっていうから仕方なく……それに少しでも前半の失態を取り戻そうと、私も一応プロの端くれとして仕事でやったというか…………」

ふーん？それじゃ、少し前のシーンに戻りましょうか。響に競り勝って、フラッグを取った時の如月千早ちゃんで～す♪どうぞっ！







千早「ひゃっ！？み、水瀬さんっ！これはダメっ！巻き戻さないでっ！！」ｶｰｰｰｯ

にひひっ♪なかなか素直にならないアンタが悪いのよ。こーんな嬉しそうな顔しちゃって……クールビューティーも形無しね。良い笑顔だわ！

千早「つ、次に！次に進みますっ！！」