むっ……なによ、コイツ。わざと自虐的に明るく振る舞って、気まずい現場の雰囲気を和ませるなんて……ず、随分大人じゃない。なんだか負けた気が…………
千早「やっぱり春香には敵わないわ。自分のことしか考えずに、一時の感情で現場を壊しかけた私とは全然違うもの。視野が広くて、気遣いが細やかで、いつも明るく皆を照らしてくれる……それが春香っていう娘なのよ。」
あらっ!やーね、皆の前でお熱いこと。プロデューサー、冷房ガンガン効かせてちょうだい。ついでにブラックコーヒーもお願いね?
千早「も、もうっ!水瀬さん!?……こほん。それで一回休憩が入るんだけど、私はもう限界で……とにかく一度屋外に行って、気持ちを入れ替えようと思ったの。本当はこの日に披露する予定だったこの歌を歌ってね。」
へぇ、いったいどの曲なのかしら。
とにかく次に行ってみましょう?