雪歩「ううっ!わ、私ってば……また皆に迷惑を……っ!」グスッ
き、気にすることないわ!ようやく青年団の人たちに慣れてきたと思ったら、今度はお客さんが連れてきたダックスフンドにビビっちゃったのよね?それぐらい我慢しなさいよとか、アンタ朝から何回ビビってんのよとか……ちょ、ちょっとしか思ってなかったわ!だから気にしないで!
雪歩「ひぅっ!こ、言葉がグサグサ刺さるよぉ……やっぱりこんなダメダメな私なんて……私なんて……っ!」スチャッ
……真と貴音に言っておかなくちゃね。雪歩と一週間は口利いちゃダメよって。さ、メールメールっと。
雪歩「……伊織ちゃん、このスコップ預かっておいて。出来れば私の目の届かないところに。」スッ
はいは~い……んで、結局どうなったんだっけ?
雪歩「そ、それで……結局リハーサルも上手くいかなくて、本番直前もステージ近くに犬がいることがわかって頭がぐちゃぐちゃで…………こんなダメダメな自分が嫌になって、つい逃げ出しちゃったんだ。そしたら……
つ、続きは次のページで!」