亜美「そして開幕からこの表情である。」
真美「うーむ……これは酷い。」
し、仕方ないでしょ!?受けたオーディションが全滅って……あり得ないわっ!私を筆頭に基本的には美少女揃いの事務所なのよ!?ほんっと見る目のない審査員ばっかりなんだから!!
やよい「あぅ……こ、この時は本気でどうしよーって悩んじゃいました。この頃はお父さんも仕事が上手くいってなかったから、これじゃ来月の給食費がピンチかもって……うぅ…………」
あら?給食費って……給食ってタダで出るもんじゃなかったの?たいして気にしたことなかったから知らなかったわ。
亜美「……いおりん、そーいうとこだよ。」
真美「これじゃまだまだ庶民派セレブとは言えませんなぁ…………」
な、なによ……その呆れた眼差しは…………はっ!?
やよい「……伊織ちゃん、嫌いっ。」プイッ
ごめんっ!やよい!私がバカで無知で世間知らずだったわ!だ、だから嫌わないでぇっ!!
亜美「さてさて、必死ないおりんは放置プレイしておいて……なーぜ我々765プロはこれほどまでにオーディションに落ち続けたのか。」
真美「気になるその答えは……CMのあと!……じゃなかった。
次ページで!!」