さて、春香のことは小鳥に任せておいてっと……続いてはお待ちかねのステージパフォーマンス!……とは言っても、他のアーティストの前座だけどね。
ったく……千早がこんなに真剣に歌ってるのに、どいつもコイツも適当に聞き流してて頭きちゃうわ!その後のロックバンドよりもずっとずっと上手かったのに、全員センスなさすぎよ!
千早「水瀬さん、気持ちは嬉しいけど……そんなことないわ。あのバンドも苦労を重ねて、あれほどのお客さんを沸かせられるようになったんだもの。この時の私の歌では……人の心に響かなくて当然よ。」
……相変わらず自分に厳しいわね。ま、確かにアイツらのホームだし、駆け出しアイドルじゃ仕方ないか。
千早「えぇ……あの、そろそろ次の場面にいきませんか?この頃の私の映像を見るのも見られるのも、その……恥ずかしいので。」
ん、わかったわ。
それじゃ、次に行くわよ?