えへへ……こんばんは、プロデューサー。
すみません。きっといつもはこの時間、伊織ちゃんと楽しくおしゃべりしてるんですよね?それを私がお泊まりにきちゃって、なんだかおじゃまむしに……でもでもっ、もし嫌じゃなかったら私も仲間に入れてほしいなーって。
だって、あの……これ、ナイショですよ?伊織ちゃん、プロデューサーと一緒にいると毎日楽しいっていつも言ってるんです。そのときすっごく幸せそうな顔してるから、私まで嬉しくなっちゃうんですけど……ちょっぴり羨ましいなって。
私、家だと一番お姉ちゃんだから……たまには歳上の人に……あ、伊織ちゃんも一応歳上ですけど、伊織ちゃんはそういうのじゃなくて…………その、えーと……なんていうか…………
……プロデューサーのこと、今日だけはお兄ちゃんって思って……甘えちゃってもいいですか?
コクン
あ……えへっ……えっへへへー♪よかったぁ……心臓がぴょーんって飛び出しちゃいそうだったけど、勇気を出した甲斐がありましたぁ……!
それじゃ、その……お兄…………あ、伊織ちゃん!今ね、二人で……ナイショ話してたんだよー?
……ふふっ、ナイショはナイショだもーん。ね、プロ……お兄ちゃんっ♪
こんばんは【高槻やよい】