【あずささんの誕生日プレゼントに脱毛クリームをプレゼントだ!塗って流すだけでそこもあそこもつるつるだ。
巨乳パ○パンとか色んな仕事が増えるだぜよ(意味深スマイル)】



あずさ「ぷ、プロデューサーさぁん!私、さっきも言ったじゃないですかぁ!!こういうの、私ほんとにダメなんです!!」

ちっ。油断してたわ。こんな変態メッセージがまだ残ってるとは……あずさ、貸しなさい。こんなキモいメッセージ、即シュレッダー行きなんだから!

あずさ「そ、そもそもこの間の撮影前に……入浴シーンがあるから、念のため……だから、もう当分使わなくて済みそうだし…………」

あずさ?おーい、あずさー?

あずさ「はぅっ!?そ、そうね!そろそろ次に進みましょう!?」

う、うん……あ、そのメッセージ、ちゃんとシュレッダーにかけておきなさいよ?



【あずさの誕生日プレゼントにこのベイビーの管理人のアヌスをペ○バンでガン掘りする権利をあげよう。ほら、このペニ○ンを使うといい】

【今日はあずさの誕生日だな!ってなわけで今日は呑んで食って騒ぎまくるぜウェ~イ!
場所は水瀬の令嬢ってベイビーの管理人の自宅だ。うまい酒や食材がたんまりあるって噂だ。せっかくだから765のみんなも呼ぼうか。朝までオールナイトフィーバーだぜーー!】



あずさ「い、伊織ちゃん……これはいったい…………」ガクガクブルブル

みなまで言わなくていいわ。こういう怪文書みたいなメッセージが、たまに届くのよ。いや、不快だけど。ほんっっっと不快なんだけど。

あずさ「管理人さんって……このビルの管理人さんのこと?たまにご挨拶ぐらいはするけど、そんな……いきなり押しかけるなんて…………」

ふんっ。こういう怪文書は気にするだけ負けよ!あいにくだけど、今日の私はいつぞやの大海賊じゃないの。美味しいお酒も美味しい料理も、全部自前で賄っちゃうスーパーアイドルなんだから!

ってなわけで、さっきのメッセージもまとめてぽーーーいっ!!



ズザザザザザザザザッ



あずさ「うぅ……ごめんなさいね?プロデューサーさん。せっかく送ってくださったのに…………」

あずさ!なに甘やかしてんのよ!こんなバカにかける言葉は、謝罪じゃなくて罵倒一択でしょ!?

あずさ「え、え~と、その……つ、次にいきましょう?ね?」ニコッ



【AZS姉貴、お誕生日おめでトゥース!お祝いに伊織改め、いお丸が“やらないか”をダンス付きで熱唱するトゥース!】



ふんっ!!!



グシャアッ



ったく、そんなだっさい名前とだっさい企画を提案してんじゃないわよ。だっさいわね。さ、次次っと。

あずさ「い、伊織ちゃん?プロデューサーさんの首、なんだか変な方向に曲がってるんだけど…………」

あぁ、あれぐらい平気よ平気。めちゃめちゃ痛いだけで、すぐに治るから。っていうか、私がここに戻ってきたときも大概だったじゃない。あれ、誰がやったの?

あずさ「あれは千早ちゃんが……」

あら、さすがは三淑女の一角ね。これぐらいの戦闘力がなくちゃ、いざという時にやよいを守れないもの。

あずさ「は、はぁ…………」

さーて、次のメッセージを読み上げるわよー?おーーーっ♪

あずさ「お、おーーーっ?」



【あずさちゃんは歳の事気にしてるけど、今日はあずさちゃんが生まれた事を祝う日だよ。
あずさちゃん、生まれてきてくれてありがとう!そして、俺達と出会ってくれてありがとう!!
みんな、今日は「あずさちゃん」と呼ぶように。「あずにゃん」も可です。】



あずさ「あ……うふふっ♪こういうメッセージを見ると、なんだか心が温かくなっちゃうわねぇ。こちらこそ、私と出会ってくださってありがとうございます♪」

にひひっ♪よかったわね、あずさちゃん?

あずさ「ふふっ、なんだかくすぐったいわぁ。でも、なんだか若くなった気分っ♪ねこねこにゃんにゃん、あずにゃんにゃん……なーんて♪」ペロッ

……アンタって、そういう可愛いのも様になるからズルいわよね。

あずさ「あらあら、そんなに褒められると照れちゃうわぁ……♪」テレテレ

ほら、プロデューサー。いつまで首を曲げて横たわってんのよ。いい加減元に戻りな……さいっ!!



グリィッ!!



ん、これでよし。

あずさ「Pヘッドって凄いのねぇ……私も、いざという時のために着けておいた方がいいのかしら。」

やめておきなさい。こんなだっさいの。えーと、それじゃ次の……あ、どうやら次が最後のメッセージみたいよ?

あずさ「あら、じゃあ特に心を込めて……え、え~と…………」オソルオソル

……はぁ、伊織ちゃんの奮闘むなしく、どうやらあずさにもトラウマを植え付けてしまったようね。この企画、もしかして今回を最後にした方が

あずさ「そ、そんなことないわ!え、え~~~いっ!!」



【誕生日おめでとう!たしかあずささんは動物やらカフェやらが好きだったよね?
という訳で犬カフェの割引チケットをあげよう!小型犬メインだから遊びやすいし、カフェとしての質も高い、いいところだよ。だれか友達を誘っていくといい。】



あずさ「まぁ……!やった!やったやったやったぁ!!伊織ちゃん、やったわぁ!!」ピョンピョン

普通のプレゼントにこの喜びよう……うぅ、あずさのハートはもうボロボロなのね……!

あずさ「もうっ。伊織ちゃん?」

はいはい、冗談よ。じょーだんっ!確かにアンタって、犬好きだもんね。とらたんだっけ?アンタの飼ってる犬の名前。

あずさ「そうなのっ。ころころしてて、ふわふわしてて……もうとーっても可愛いんだから!」

へぇ……って、ちょっと待って。よく見たら、私のいない間にもう一枚貰ってるじゃない。

あずさ「そうなのよ~。だから嬉しくて嬉しくて…………これで色んなわんちゃんに会えるんだもの。もう考えただけで顔がニヤけちゃって……どうしましょ~♪」ニヘラッ

幸せなヤツねぇ……ま、せいぜい楽しんできなさいな。そうだ、せっかくなんだし友美さんでも誘ってあげたら?

あずさ「う~ん、別に友美でもいいんだけど……ねぇ、伊織ちゃん。伊織ちゃんの飼ってるわんちゃん、犬種はなんだっけ?」

あぁ、ジャンバルジャンのこと?ジャンバルジャンはジャイアント・シュナウザーで大型犬だけど……それがどうしたの?

あずさ「……伊織ちゃん、大きなわんちゃんも可愛いけど、ちっちゃいわんちゃんにも興味あったりしない?」

あ、それって…………

あずさ「うふふっ♪そう、デートのお誘いで~す♪一緒に犬カフェで、い~っぱい癒されましょう?」ニパッ

ふ、ふーん?ま、まぁ?どうしてもって言うなら付き合ってやってもいいけど?

あずさ「じゃあ、ど~してもっ♪」

にひひっ♪しっかたないわねー!ここまで熱烈なプロポーズを受けちゃったんだもの。特別にオーケーしてやるわよっ♪

あずさ「うふふ、楽しみだわぁ……プロデューサーさん、最後に素敵なプレゼントをありがとうございます♪」



さぁ、あずさ。素敵なディナーの前には、本日の主役からの挨拶が必要よ。ビシッと手短に済ませちゃいなさ~~~いっ!

あずさ「は~い♪プロデューサーさん、今日は私のためにたくさんのメッセージとプレゼントをくださって、本当にありがとうございました。私、こんなに賑やかで楽しくてドキドキ……あ、悪い意味ではないですよ!?そういう茶目っ気があるところも、プロデューサーさんの魅力だと思いますから!……え、え~と、どこまで喋ったかしら…………あ、そうそう!こんなにドキドキした誕生日パーティーは、多分人生で初めてで……あ、でももうひとつあったわね。短大に通ってたときに、友達がサプライズパーティーを開いてくれたことがあったんですけど、もうそのとき以来のドキドキで……うふふっ。そ、そのとき友美ってば、クラッカーが湿気って鳴らなかったみたいで…………もうあのときの友美の顔ったら……ふふふふふっ♪」

あずさ!て・み・じ・か・にっ!!

あずさ「あ、あらあら……ごめんなさい?私、またのんびりしちゃって……こんなのんびり屋で方向音痴で、迷惑をおかけすることも多い私ですけど……プロデューサーさんと一緒なら、頑張って目指してみたいなって思ってるんです。その、トップアイドル…………だから、これからもよろしくお願いしますね?のんびりゆっくり……私たちのリズムで、一歩一歩……うふふっ♪」
あずさ誕生日伊織ちゃんメモ♪【04】