今回は『伊織ちゃんメモ♪』特別企画!あずさの誕生日へのお祝いコメントを返信していくわよ!
あずさ「うふふっ♪プロデューサーさん。お忙しいところ、わざわざありがとうございます。私、今日をすごく楽しみにしてて……あらあら、いけないわ。もういい大人なのに、こんなにはしゃいじゃって……うふふふふっ♪」ニマー
……プロデューサー。この笑顔を裏切ったら、本気でオシオキするからね。竜宮小町のリーダーとして、今日はあずさを守る責任があるんだから。
あずさ「あ、あら?伊織ちゃん、その表現はおかしいわぁ。だってプロデューサーさん、今日は私の誕生日をお祝いしてくれるって……」
甘い!甘いわ、あずさ!アンタのことは全力で守るつもりだけど、アンタ自身も心を強く持ちなさい!そうじゃないと、この企画は乗り越えられないんだから!!いくわよ……?竜宮小町……ファイトーーーっ!!!
あずさ「えっと……お、お~~~?」
よしっ!気合が入ったところで、最初のメッセージよ!そりゃっ!!
【あずさお姉たん、お誕生日おめでとうございまちゅ。あずさお姉たんにあたしのふんどしコレクションから一番のお気に入りのふんどしをあげまちゅ。海辺での撮影のときに着けてみてくだちゃい(幼女風)】
ふんっ!!
ビリィッ
あずさ「あぁっ!い、伊織ちゃぁん!?せっかくのメッセージに何てことを……」
違うわ。今のはお祝いメッセージじゃなくて、欲望にまみれた呪われた手紙よ。危なかったわね。破るのがあと少し遅かったら、アンタはふんどし姿でグラビア撮影するところだったわ。もちろん胸も露わになって。
あずさ「えぇっ!?そ、それは困るわぁ……というか、どうしてそんな手紙がメッセージボックスに紛れてたのかしら。」
それは……そんなことよりあずさ、早く最初のメッセージを読みましょうよ。ね?
あずさ「あ、うん……それじゃ、え~~~いっ!」
【あずささん、誕生日おめでとう。結婚してくれ。これ、給料3年分の指輪です。】
あずさ「ぷ、プロデューサーさん。その……こ、困ります……こんな高価なもの……というか、え~と、そのぉ…………」チラッ
……なにこっち見てんのよ。コイツの安月給なんて、どうせ3年分でも10年分でも大したことないんだから……ふ、ふんっ!さっさとつけちゃえば!?
あずさ「……プロデューサーさん、これは受け取れません。あまりに高価すぎますし、それに……それにプロデューサーさんの運命の人は、もう見つかっているでしょう?だから……ね?それと、私のことを大切に思ってくださって……ありがとうございます。」ニコッ
はぁ……ったく、初めのメッセージから重すぎんのよ。っていうかアンタ、付き合ってもない女性に軽々しく結婚してくれ、とか言っちゃうタイプなんだー?きもっ。ショボ顔のくせして軟派とか、ほんと救えないわね。
あずさ「い、伊織ちゃん。そのぐらいにして……ほら、次のメッセージを読んでちょうだい?」
むぅ……わかったわよ。じゃ、気を取り直して次のメッセージ!
【あずささん、誕生日おめでとうございます。というところでこれを。ラピスラズリのイヤリングです。律子さんと伊織にも同じようなものを渡したけれど…きっと似合うと思う。あなたの歩む未来が、夜空に煌めく星々のように、光り輝きますように。】
あずさ「まぁ……!すごいわぁ。藍色と金色が複雑に混じり合って、まるで満点の星空みたい…………綺麗。」ポーッ
あら、アンタもコイツと似たようなことを言うのね。コイツもこの宝石の、そういうところが好きなんだってー。ふーん……ねぇねぇ、あなたの歩む未来が云々って、もしかしてアンタの決め台詞なの?ぷぷぷっ、前も言ったけどキザすぎでしょー♪似合わなすぎて笑っちゃうわぁ♪
あずさ「……プロデューサーさん。私、ご存じのとおりトロいし方向音痴ですし、これからもたくさん迷ってしまうと思います。でも、この宝石があれば……きっと光を頼りに、前に進むことができるんじゃないかって。だから……ありがとうございます。イヤリング、大切にしますね……?」
な、なぁ……っ!ちょっと、なにいい雰囲気になってるわけ!?つ、次っ!次に進むわよ!次にっ!!
【聖女“三浦あずさ”様のご生誕祭と聞いてあずさ様へ悶絶少年シリーズDVD全巻を奉呈します。あずさ様には年端もいかない少年たちの迫真ながらも淫猥な姿を目にしていただきたく思います】
ほ、ほら!あずさっ!コイツったら、こんなくだらないモノを用意してきたわよ!?キモいでしょ!?軽蔑するでしょ!?ねぇねぇ、ねぇったら!
あずさ「ふふっ……このイヤリング、ほんとに綺麗♪私のイメージカラーと同じ色……うふふっ♪」
ちょっと!聞いて……あぁ、もうっ!使えないDVDねっ!キモいし気も引けないし……ちっ。こうなったら、さっさと次にいくわよ。あと小鳥、これはアンタが預かっといて!!
小鳥「ぴよっ!?」【誕生日おめでとう!あずささんに似合う服選んできました。是非、着て見せてください!(っ例のセーター)】
あずさ「こ、これは……え~と、プロデューサーさん?こういうのは私、ちょっと恥ずかしいなぁって…………」
こ、この変態!ド変態!!変態大人っ!!こういう正統派にいやらしいモノを送ってくるんじゃないわよ!いや、いやらしいものに正統派も何もないけど!!
あずさ「だってこれ、胸と背中がパックリ開いてて……ほ、ほら!もう秋めいた日も増えてきましたし!ね!?」
あずさ、こういうヤツにはハッキリ言ってやるのよ。たった三文字、“キモい”ってね。
あずさ「そ、そんなこと……あ、そうだわ。次のメッセージ!ほら、まだたくさんあるもの~。うふふふ~♪」ヒョイッ
【あずささん肩こりそうだから、私の頭におっぱいを乗せる権利をプレゼントします。】
あずさ「…………」
サッ
あ、ちょっと!今なんか戻したでしょ!?見せなさいよ!こらっ!
あずさ「あら~?なんのことかしら~?」
ぐっ……こういう時のコイツ、やたら手ごわいのよね…………はぁ、わかったわ。それじゃ、次にいきましょ……と見せかけて、それっ!!
あずさ「あっ!?」
にひひっ♪まだまだ甘いわね!どれどれ?あずささん肩こりそうだから…………あずさ、次にいきましょう?
あずさ「は、は~~~いっ!」
【あずささんの誕生日なら、薔薇の花束と指輪で決まりだね。結婚してください】
あずさ「ま、まぁ!またそんなこと……もうっ!プロデューサーさん!?あんまり悪ふざけをしたら、めっ!ですよ?この花束や指輪自体は……とっても素敵ですけど。」
きーーーーーっ!!アンタ、性懲りもなく軽はずみな行動してんじゃないわよ!なに!?下手な鉄砲数打てば当たるってわけ!?おあいく様っ!!アンタの下手な鉄砲なんか、何十発何百発撃ったところで一発も当たんないわよ!!このばーーーーーかっ!!
あずさ「い、伊織ちゃん!落ち着いて!?伊織ちゃんの運命の人を奪うつもりなんてないから!ね!?ねっ!!?」
ふんっ!こんなヤツ、運命の人でもなんでもないわよ!!はー、ムカつく!!もういいわ。私、帰るからっ!!
スタスタスタ
あずさ「あぁ、伊織ちゃ~~~ん!待って~~~!!……行っちゃった。」
あずさ「うぅ、一人だと不安だわぁ……でも、こんな風にしてたらプロデューサーさんに失礼だし…………
え、えいっ!!」