智絵里「あ!Pさん!おかえりなさい!」
>あぁ、ただいま。智絵里。
杏「も~、遅いよ~。折角のチキンが冷めちゃうでしょ~。」
>いやぁ、ごめんね杏。思ったより打ち合わせが長引いちゃってさ…。
かな子「寒かったですよね。コーヒー淹れてきます!」
>うん、ありがとうかな子。
そう言ってコートを脱ぐと、智絵里が寄ってきて荷物と一緒に受け取ってくれた。
それを任せてソファに座ると、かな子が丁度コーヒーを持って来てくれた。
コーヒーで一息ついたのを見計らったか、杏が口を開く。
杏「今年は色々忙しくて、私達だけでのクリスマスパーティーになっちゃったねぇ。」
かな子「そうだね。いつもよりも静かでちょっと寂しい気もするけれど…。」
智絵里「こういう時も、たまにはいい、ですよね♪…ところでPさん、この大きな袋は…?」
>クリスマスに大きな袋、と言ったら、アレしかないでしょ!
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