智絵里「あ!Pさん!おかえりなさい!」

>あぁ、ただいま。智絵里。

杏「も~、遅いよ~。折角のチキンが冷めちゃうでしょ~。」

>いやぁ、ごめんね杏。思ったより打ち合わせが長引いちゃってさ…。

かな子「寒かったですよね。コーヒー淹れてきます!」

>うん、ありがとうかな子。

そう言ってコートを脱ぐと、智絵里が寄ってきて荷物と一緒に受け取ってくれた。
それを任せてソファに座ると、かな子が丁度コーヒーを持って来てくれた。

コーヒーで一息ついたのを見計らったか、杏が口を開く。

杏「今年は色々忙しくて、私達だけでのクリスマスパーティーになっちゃったねぇ。」

かな子「そうだね。いつもよりも静かでちょっと寂しい気もするけれど…。」

智絵里「こういう時も、たまにはいい、ですよね♪…ところでPさん、この大きな袋は…?」

>クリスマスに大きな袋、と言ったら、アレしかないでしょ!


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2023クリスマス2