(ある日の下校途中、いつも通り貴方と歩いていると突然他の学校の子であろう女子が駆け寄ってきて貴方に抱きついた。)
「あ、あの!この間そっちの学校に用事で行った時に見かけて、その……一目惚れしました!好きです!付き合ってください!」
(突然の言葉に首を傾げ一旦引き離そうとするもぎゅっとしがみついて離そうとしない。少し冷気を感じ隣に視線をやれば姿は変わらないものの冷気を発する彼女の姿が見えた。慌てて返事をしようにも)
「隣の人、彼女さんですか?私はいても構わないので!私も彼女にしてください!」
(聞く耳持たず、相手は女子な事もあり力づくでいくのははばかられる。どうしようかと思考を巡らせた瞬間)
その人は、私だけの人です