──ズッ…ズッ…ズッ。
茜色の夕焼けが差し込む教室で、衣擦れの音が聞こえる。
溢が連れてきた一年生に上から覆い被さり、一心不乱に身体を動かしていた。
─ズッ。……腰が動く。顔が歪む。
─ズッ。……腰が動く。口が開く。
─ズッ。……腰が動く。呻き声が漏れる。
行為の最中、彼女はずっと涙を流していた。
彼女は今、何を感じているのだろう?
溢に刻みつけられた痛み?割り入ってくる異物に対する嫌悪感?これから待ち受けている自分の未来に対する絶望?
もしくはそれら全て?
分からない……。
ふと、視線を上に逸らす。

溢が、彼女をみていた。
なんの感慨もないような、無の表情。
しかし俺には、確かにその時。
溢の中に、何某かの感情が生まれているように見えた。
羨ましい?この娘はもう性奴隷って役目に収まった 溢はまだ一時的な共犯者でしかないしね