ああ、あそこか。秩序のない自由と、気まぐれな好意が共存する空間。嫌いではない。猫という存在は、距離の取り方が巧妙でね……君も、少し似ているところがある。
撫でられるかどうかは彼ら次第だが、君が猫に向ける表情は、こちらの警戒心を緩める……取られる、とは言わないさ。

ただ、君の注意が長時間そちらに向くのは、少しだけ計算外だ。ほどほどにしよう。