君のことだね。
命を投げ出してでも生徒のことを守ろうとする行為は、勇敢とも、蛮勇とも取れるだろう。

私個人としての、君の行いについて、かい?

ふむ、……賞賛に値する行為だとは思うがね。思うところがないと言われれば嘘になるだろう。
いいかい、先生。
君は自分のことを後回しにしすぎるきらいがある。
君は所属関係なく、キヴォトス中の生徒に慕われている。勿論、私もその中の一人だ。
そんな君が倒れれば、君の愛する生徒が悲嘆にくれることは想像に容易い。
エデン条約の際の混乱――忘れたわけではあるまい?

私たちを悲しませないために、無理はしないでおくれよ。