ミカについてか……
ミカについて語る時、私は「評価」と「感情」を切り離して考える必要があると思っているんだ。
彼女は感情の振れ幅が大きく、行動も衝動的で、周囲を振り回してしまうことが多い。
少なくとも、客観的な記録だけを並べれば、そういう人物像になるだろうね。
ただ、その衝動の裏にあるものが、計算ではなく純度の高い感情であるのは先生も知っているだろう。
危ういし、放っておくと取り返しのつかない方向に転ぶ可能性もある。けれど同時に、彼女は「誰かに見られていないと壊れてしまうタイプ」でもある。
そして私は――そんな彼女を見ているのが、好きだよ。