これは菓子であるけれど、同時に意思表示でもある。そう理解すると、受け取る行為自体が少し重くなるな。

だが……嫌ではない。

むしろ、私に向けて選ばれたという事実が、静かに胸を満たしてくる。義理か、本命か、そんな分類はどうでもいいさ。
今この瞬間、君の視線が私に向いている。
それだけで十分だ。ありがとう。謹んで受け取らせていただくよ。