「ティーパーティーは、私たちを守ることを忘れているのよ」
「魔女を庇うなんて、身内贔屓でしょう? 政治機構なら、民意をきちんと――」

「というかさ、未来予知を失った百合園セイアって、もうティーパーティーにいる意味ある? 笑」


(……っ!)

……先生。
私ならば平気だ。それよりも、君の精神状態が心配だ。まるで、迷子になった幼子のような顔をしているよ。
君が私の代わりに傷ついてくれたのだろう? その気持ちだけで十分さ。ありがとう。

「てか、あのシャーレの先生とかいうのも、急にしゃしゃってきて気色悪いんだけど」

(ドガァァアン!!)

……おや。
どうやら手が滑って、壁を破壊してしまったらしい。
不思議だね。先程まで、ここに壁があったはずなのだが。

それにしても……何か戯言が聞こえた気がするな。

おっと、手が滑って拳銃が。

(セイア落ち着いて!! 私は大丈夫だから!! ナギサ! ミカ! 助けて!)

壁破壊フォックス