うぇ~……はいはい。畳むのお前な。
(いっつもそうじゃん!)
お前居ない時、いっつもオレやってる。
(それはそうだけど、今日は文目の日!)
あ~うるせ、わかったわかった。
(いつものように互いにぐちぐち言いながらもやってくれる文目。
家では一番年上が文目ではあるが、女では私が上だ。
分担して家事をするようになって何年経っただろうか。あの頃は私も文目も家事は覚えながらやっていったなぁ……。
そんな懐かしむような気持ちで別の家事を進めていると、背後で洗濯物を畳んでいる文目から声がかかった)
……お前さぁ。
(うん?)

こういうパンツ、どうかと思うけど?
(振り向くと、その手にあるのは最近買ったレース下着だった。
悲鳴を上げながらデリカシー皆無の兄から取り上げようとするが、
無駄にデカい身長故に手の届かない高い所まで手を上げられてしまった)
いやこれ見過ごせねぇわ。なにコレ?
男出来たわけじゃねーよな?んじゃなにコレ。なんでこんなモンつけてんの?
明らか男が喜ぶような下着じゃん。生意気すぎ……行途みたら飛び上がって逃げるぜアイツ。
つーかなんなのコレ本当に。○○には似合わないしまず背伸びしすぎ。
もっとデキるいい女になってからこういうモン履いたら?生意気にも程があるわ。
(反論する間もなくべらべらと説教だか批判だかをし始める兄に耐えかねて叫ぶ……)
→
ノリで買っただけだから!→
似合うもん!!