ゴクチョーからラウンジに集合するようアナウンスあったけど、なんだろうね。
特に何も起きてない筈だけど……


「私たちは魔女じゃないという事で解放されたりしませんかね?」


「そんな事ありえねーですわ!
 どうせ悪趣味な事ですわよ!」


まぁそうだよね……
あ、ゴクチョーが来たよ。


「あ、みなさん揃っているようですね」


「なんのために集めたのか聞かせてもらいたい。
 私たちは規則違反もしていないだろう」


「えー、そうですね……まぁ主の命令なので。
 あなたたちにはこれからチョコ作りをしてもらいます」


「……は?
 意味わかんないんですけど」


「チョコ作り楽しそう~」


「ちょ、ちょっと待ってくれたまえ!
 話の流れがわからない!
 どうしてチョコを作らないといけないんだい!?」


「まぁそう思いますよね。
 これは主からのご褒美とでも思ってください。
 厨房は本日だけ開けますので、ご自由にどうぞ」


『作らないとどうなる?』


「そうですねぇ……
 あまりペナルティを課すのも面倒ですが。
 今回は懲罰房行きとします」


「チョコ作らないだけで懲罰房かよ……」


「大人しく従った方がよさそうね。
 材料に毒を混ぜてたりはしないでしょうし」


「はい、それはしてませんのでご安心を。
 もうチョコ作って交換会でもしちゃってください。
 厨房に関しては自由時間外の滞在も許可しますので」


「皆で交換会って楽しそうだね」


「は、はい……!
 とても楽しみです……!」


「……参加するしかなさそうね」

厨房へ向かい……
バレンタインイベント02