マイさん、お話があると伺いましたが……
どうされました?
『バレンタインだからチョコ作りたい』……?
そ、そんな時間経ってましたっけ……?
まだここに来たばかりのような……
……は、はい。
マイさんがチョコを作りたいのはわかりました。
ですがどうして私に言うんですか……?
私も閉じ込められてますし、チョコの材料の場所なんて知らないですよ。
それに厨房は囚人では立ち入りできないみたいですし……
ゴクチョーさんに言った方がいいんじゃないでしょうか……?
……!?
大魔女様に関する【神託】をしてくれるんですか!?
本当ですね!?

わかりました。
そういう事であれば協力させて頂きます。
ゴクチョーさんに用意させますね。

「ええ……?業務を増やさないでほしいんですが……仕方ないですねぇ」

ありがとうございます。
マイさんに厨房を使わせるように手配しますので。
……え、全員でチョコを作りたいんですか?
そ、それは……いえ、大魔女様のためです。
わかりました。
牢屋敷のイベントという事にしましょうか。

「あー、はい……適当に言い訳考えておきますね……」

すみませんがよろしくお願いします……
では準備が出来たらお声がけしますので。
そして…