(駄菓子屋の裏には墓がある。)
(…よく見ると墓標には見覚えのある浴衣が縛り付けてある。)
…××ちゃん、どうした?
(しゃがみ込んだままぼんやりしてるとモグラが顔を覗かせた。)
……あぁそれか。…手ェ合わせてくれてた?ありがとう××ちゃん。でもそれなぁ…まぁ、俺のだよ。
言ったろ?死んでも死ねないって。
死んだ身体はどうなるってさ、俺の御霊が抜けてただの死体になるんだよ。
だからさ、もしも…万が一××ちゃんの前で俺が死んでも泣いたりしなくていいから。…また戻るから、そん時ゃ待っててくれよ。な。(ワシャワシャ)
(割と雑に頭を撫でられた。)
…じゃ駄菓子屋戻ろう、××ちゃん。姐ちゃんが今日は××ちゃんにいいオヤツ用意したって言ってたぜ。