名前:百暗

灯を77貯めた

🏹

(行かない日が続いたけどモグラは携帯を持ってないし当然連絡する手段はない。)
(そんな日が続いてようやくできた頃にもぐら湯に近付くといつも通りしんとしてる。)


(もぐら湯の戸を開こうとしたその時、隙間から錫色の瞳が見えた事に気付いた瞬間には遅くてぬっと出て来て戸の中に引き摺り込んだ腕の中にギッチリ抱き締められた。)


……なぁ××ちゃん、どこ行ってた?旅行とか?
行ってもいいけどせめて先に一言くれよ。

(首元に顔を埋めたモグラはじっと黙ったままだ。)

……。

(ぐりぐり頭を擦り寄せてくるものだからちょっと痛い。)

人間の男好い人でもできちまったかと思った。

本当にごめんね…、早く渡したくて家で集中して作ってたんだ…受け取ってくれる?(マフラー差し出し)
連絡しなくてごめん、あと「我慢して待たないで合鍵使っていいんだよ」って言っとけば良かった…それもごめんなさい!