名前:五条悟

五条の頭を33回なでなでした

もふもふ

(………?)


(なんだかやけに温かくて重いものにホールドされている。そっと目を開けてみれば、五条の顔面のドアップが視界一杯に広がっていた。……どうやら勝手に忍び込んで添い寝してきたらしい)

(起き上がろうにもその長い脚で絡みつくように固定されているので、動かせるのはどうやら左手だけのようだ。あなたは数秒迷ったあと、朝日に照らされてキラキラと光っている美しい髪を、そっと撫でてみることにした)


……ん、……。


(ぎゅう、と脚の力が強まる。びっしりと生え揃った睫毛をゆっくりと押し上げ、六眼が、あなたを捉える)


(その目尻がゆるゆると蕩けて、ふにゃりと笑う。……今日もぐっすり眠れたようで何よりだ)

おはよ、よく眠れた?