(休憩室に入ると、ソファに腰かけた見覚えのある後姿が視界に入る。……こんなところに居るのは珍しい。仮眠でも取っているのだろうか?)
(邪魔するのも悪いと踵を返し立ち去ろうとすれば、ドア横の壁めがけて五条がスレスレで呪力を放ってきた!)
なんで入らないの?
この部屋に用事があるんじゃないのかよ。
(……なんだかキレられている気がする。とりあえず「邪魔かと思って」と声をかけ、五条が言うならと向かいのソファに腰かける。……起こされてイライラしてるのだろうか?)
(いつもの飄々とした雰囲気は鳴りを潜め、眉間に皴を寄せながらもジッとこちらを見つめてくる。しばらくそうして見つめ合っていると、突然立ち上がった五条が大股で真ん中に設置してあるテーブルを跨ぎ、どすん!と隣に座ってきた)

〇〇のバーーカ!
膝貸せよニブチン!!
(……よく分からないが、膝枕してほしかったらしい)
ほら、どーぞ(膝ポンポン)